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諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる (ビッグコミックススペシャル)

諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる (ビッグコミックススペシャル)

諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる (ビッグコミックススペシャル)

作家
諸星大二郎
出版社
小学館
発売日
2020-11-30
ISBN
9784098608263
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諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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こら

諸事情で発売直後に読めなかったモロホシスト失格の私…自分が未読の諸星作品をこの人達は堪能済みなんだと思うと遅れを取り戻さねば、と嫉妬しました(笑)今回は非常にバラエティに富んだ作品集で、中国物、SF物、奇妙な味、と様々な異世界に誘ってくれます。中国物が面白いのは保証済みですが、珍しくメカニカルな近未来を描いた諸星版マッドマックスの「アームレス」も新鮮で面白い!

2021/01/07

ぐうぐう

諸星大二郎の最新短編集は、そのどれもに、ほのかなエロスの香りがする。巻頭、「舌切り雀」をモチーフにした「鳥の宿」からして、幻想的なストーリーのそこかしこにエロティックな場面が挿入されている。それが、ただの妖しい物語で終わるのではなく、作品に深みを与えているのだ。中でも、「月童」と「星童」の二作が素晴らしい。諸星が得意とする中国ものだが、人形がもたらせる不可思議な展開が、性的な気配により、思わず呑まれるような重力を生んでいる。

2020/12/05

のれん

表題作よりも再長編の「月童」「星童」が輝いてる。 怪談か伝記か、それともSFかと思わせて、それらを超えてくる不気味さとエロスを提供する。奇想天外で先が読めない展開なのに、薬物と情欲に溺れていく様はなんともリアリズムに溢れている。 一方「タイム・マシンとぼく」のような「すこしふしぎ」な展開でオトナを想像する子供たちをサラッと描いている。同じリアリズム描写でも、その多面性は凄まじい。 読者に描写の意味、そして展開のその後を想像させる空白が上手い。改めて唸らされる偉大な漫画である。

2021/03/01

5〇5

「月童」と「星童」の二編が白眉。淫と陰と隠の三つの気に惑わされそうです。

2021/03/07

T.Y.

「鳥」がハーピーのような鳥人である世界を舞台にした「鳥の宿」、モチーフが舌切り雀だと後半ようやく気付く。「アームレス」も同じく民話モチーフの未来SF。清末の中国を舞台に、少年と人形に取り憑かれた男を描く「月童」「星童」は少年の色香の妖しさが見事。「悪趣味クラブ」続編の表題作に、昭和の映画館シリーズ「タイム・マシンとぼく」と他の単行本収録作品との続き物もあって、懐かしくも楽しい。各種の怪異的な物語の中、少年の想いから成人した男の頽落まで、各種のエロスがまた味わいを出している。

2021/02/22

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