セシルの女王 (5) (ビッグコミックス)
ジャンル
セシルの女王 (5) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
たまきら
ふふふ、永遠の恋人・ロバート・ダドリーがなんとも見苦しく登場です。愛すべき愚かな道化と聡明なエリザベスの対比の面白いこと。アン王妃との円満な離婚から一転、哀れな5番目の妻という対比もドラマチックでした。化け物と化していく王、そしてその子どもたち。血なまぐさい描写は続きます。
2023/11/16
空のかなた
羊毛鋤き職人から伯爵まで上り詰め、戦ではなく言葉で世の平穏を築くのだと、したたかに仕えていたクロムウェルが、とうとう斬首刑へ。そして、今回は自分が心地よいと思う環境を得るために信念を貫いたアン王妃(四番目)と、自分の武器(17歳とボディ)を最大限に使って王妃となったキャサリン王妃(五番目)の二人の生き様が、エリザベスの聡明さと相まって、この時代の女性の生きづらさ/歴史背景を醸し出す。またエリザベスが自然と身に着けた王族としての自覚にこの先の行く末が浮かび、その眼の描き方に感服。
2023/11/07
aisu
4番目の王妃と離婚、5番目の王妃キャサリン・ハワードとの離婚まで。クロムウェル処刑。エリザベスも少し成長してきて、年の離れた異母姉メアリとの微妙な関係。可愛い弟。
2023/11/05
ミキ
キャサリン、可哀想だなあ。エリザベスがどんどん聡明に女王に近づいていくのがいい。 歴史に全く疎いので続きが楽しみ。
2023/11/05
kazmimagica
生まれ持った気高さと座った肚、壮絶な運命を生きる姿にあっ倒される。読むほどに吸い込まれるエリザベスの三白眼。逆らえられないその目がわすれられなくなる第5巻。
2023/10/30
感想・レビューをもっと見る