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夏目アラタの結婚 (12) (ビッグコミックス)

夏目アラタの結婚 (12) (ビッグコミックス)

夏目アラタの結婚 (12) (ビッグコミックス)

作家
乃木坂太郎
出版社
小学館
発売日
2024-03-29
ISBN
9784098626922
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夏目アラタの結婚 (12) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

あぁこうなるんだろうな、ある意味、当然の帰結。なのに、どうしてこんなにも染みてくるのだろう。真実のぶつけ合い。連続殺人鬼は消え失せ、悲しい殺人者だけが残り、さらけ出された。真珠の為に死んでいった自殺願望に苛まれていた男たち、それはそれでエゴだと思うが、誰もその行為を責める事は出来ない。世間の風は被害者も加害者も煽り立てるものだが、当事者たちの心情までは鑑みないし、被害者の過去も加害者のこれからにも興味を持たない。それでも生き残った者たちは歩いていかねばならない、何を言われても、少しでも明るい方へ、と。

2024/04/10

BUBI

最終巻です。こういう、全ての伏線を回収しきってきれいに終わる作品って素晴らしい。ずっと連載でも読んでいたのですが真珠を裁判所から連れ出すあたりの展開がワクワクして一番面白かったです。最終回の終わり方は感動してよかったのですが、実はその前の真珠とアラタの、お互いがお互いをどう思っていたか、真珠が周防を愛していた(!?)あたりのくだりが複雑すぎて、あまりちゃんと読み込めていません。真珠を愛した男達の絶望に、今の私があまり共感できないせいかも。映画は見に行きたいけど好きな作品なだけに原作レイプにならないか不安。

2024/04/06

毎日が日曜日

★★★- 完結。

2024/04/01

4.5 新刊読了、完結。死への逃避行から一命をとりとめた真珠とアラタ。真珠がアラタのことを愛してるのは明らかなんだけど、だからこそ別れるという決意。卑屈ではあるけどある意味正常な思考回路ではあるよな。結局、家庭環境による歪みはあっても真珠はサイコパスなんかではなくて、怨恨や愛憎も含めてむしろ情深い女だった。道中類まれな引きの強さを持ちつつ、ラストや事件の顛末も含めて非常によくできたストーリーだった。さまざまなジャンルを手掛けてきた作者なので、また次回作も楽しみ。

2024/04/12

たらこ

力強い物語でした。

2024/04/01

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