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お父ちゃんのゲゲゲな毎日 (新潮文庫)

お父ちゃんのゲゲゲな毎日 (新潮文庫)

お父ちゃんのゲゲゲな毎日 (新潮文庫)

作家
水木悦子
出版社
新潮社
発売日
2010-12-24
ISBN
9784101346809
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お父ちゃんのゲゲゲな毎日 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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kinkin

水木しげる氏はいつも方言で家族と会話していたことをこの本で知った。また自分の著書を本屋で注文したり、家族も呆れるくらいの大食いであったりそんな日常の生活ぶりが次女の悦子氏の目を通して書かれていた。酷い戦争の中で戦地で奇跡的に助かった水木氏は、この時点でもう人離れをしていたのではないかと思う(失礼な意見かもしれぬ)飄々とマイペースながら多くの作品を描きあげ家族に愛された人生は苦労があったと思う一方で今の窮屈な時代に住む者として羨ましい気もした。面白い本だった。

2016/02/17

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

水木しげるの次女。なんだかほっこりあったかくなる日記。水木しげるはどんなんや?(* ̄∇ ̄)ノ

2018/07/01

ホークス

とても幸せな気持ちになるエッセイ。ほとんど水木しげる氏の話だが、娘さんの語る父しげるはとにかく可愛い。やんちゃで乱暴なところもあるし、寂しがりで家族思いでもある。食欲が物凄く、気に入ったものは毎日、しかも大量に食べる。その食べっぷりは激しくて、ガツガツバクバクと漫画の登場人物みたいだ。美術館でムンクの絵を丁寧に説明してくれる様子や、アシスタントの結婚式で飲めない酒を勧められて無理に飲み続ける描写は、娘さんでなければ書けない。漫画もちょこちょこ載っていて嬉しい。あの元気な姿がもう見られないのは悲しいけど。

2019/04/25

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

これは当たり?。久しぶりに声出して笑った。水木しげるも奥さんもチャーミング。合間に挿入される水木漫画のヒトコマもナイスチョイス。文章も平易。買ってよかった。

2011/01/18

青葉麒麟

著者がお父ちゃんそっくり(⌒‐⌒)水木しげるって本当にパワフルなんだな。家族が振り回されてるけど、嫌な感じがしない。羨ましい。父娘の日常会話で普通に妖怪が出て来るのって良いな。妖怪だけでなく絵画の造詣にも詳しいとは吃驚。ちょいちょい挿し絵や短編漫画が記載されててお得お得。

2014/06/25

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