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レオナルド・ダ・ヴィンチ (新潮美術文庫 4)

レオナルド・ダ・ヴィンチ (新潮美術文庫 4)

レオナルド・ダ・ヴィンチ (新潮美術文庫 4)

作家
レオナルド・ダ・ヴィンチ
東野芳明
出版社
新潮社
発売日
1974-05-01
ISBN
9784106014048
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レオナルド・ダ・ヴィンチ (新潮美術文庫 4) / 感想・レビュー

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oz

初読。ダ・ヴィンチ(1452〜1519)はイタリアの画家・彫刻家・建築家・科学者。特定のパトロンを有さず、その作品の殆どが未完成のままだが、当時から現代まで一貫して評価されている。近年の研究で膨大な素描やメモから、多くの未来的価値を有した構想が練られていたことがわかり、万能の天才とも言われる。絵画の領域では、両性具有への憧憬や宗教的関心の低さ、対象への科学的視点などが挙げられる。彼の思索の過程は学問・芸術が専門へと細分化される前の時代にあって、徒弟制度を通じて継承されることなく遺されたガラパゴスであった。

2015/04/20

Takao

1974年5月25日発行(2012年5月30日、17刷)。「モナ・リザ」「洗礼者ヨハネ」「最後の晩餐」など32点の図版と東野芳明(2005年没)による作品解説、東野による「鏡と水の論理 レオナルド・ダ・ヴィンチの人と作品」、年表「レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代」を収録。

2017/01/07

χ

ダヴィンチ作か怪しい絵もいい。妖しい魅力がある

2014/05/19

白義

解説者が東野芳明なゆえか、後書解説のトリッキーなことに比べ、それぞれの絵の、それこそレオナルド作か怪しいものでさえも「でもボクはこっちが好きだ」と素直にコメントしているのが変わっているが、研究のためのデッサンが前半にあるのはいいし、レオナルド作ではない伝レオナルド作、さえレオナルド的な物とそうでない物の差異を感じさせる。真作のオーラは別格で、モナ・リザはまあ今さらいいとしても、洗礼者ヨハネの妖しさなどなんど見ても引き込まれる。でも聖アンナと聖母子に胎盤が書き込まれてるというの、何度見てもわからないなあ……

2017/02/10

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