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北条早雲 - 相模侵攻篇

北条早雲 - 相模侵攻篇

北条早雲 - 相模侵攻篇

作家
富樫倫太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2016-02-24
ISBN
9784120048265
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北条早雲 - 相模侵攻篇 / 感想・レビュー

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ケイ

実際に、早雲は農民にとってはいい領主だったのかなと思う。豪族たちとの争いには勝てても、地元民に嫌われば土地に根付くのは難しかろう。農民の生活が豊かになって生産量が増えることが結局自分の利になる。土地勘もない土地に全くの外様で城に入るわけだから、そのためにどうすべきかに頭を悩ませたに違いない。早雲の出世物語としては面白いが、彼の周りにいる者達がどうも作り物めいた感じが目立ってきてそこが興醒めな部分。

2017/05/17

優希

相変わらず面白いです。早雲の小田原攻めが描かれていました。領土拡大の野望は相模から武蔵、更には関八州にまで及んでいくようです。動かせる兵が限られる中で、領土を広げていく戦いができるのでしょうか。小田原攻めは成功し、小田原城をその手中に収めるも、最終的に奪取されるとは予想外の展開でした。今回登場する軍配者・星雅が軍配者はいかなるものかと語る場面が興味深かったです。

2016/05/18

まちゃ

シリーズ第3弾。楽しみにしてました。人々が飢えずに生き、明日への希望を持てる国を作る。その夢の実現のため、小田原城攻めと関東進出を決意した伊勢宗瑞(北条早雲)。今後の南伊豆平定と再度の小田原攻めを早く読みたいです。第4弾が待ち遠しい!

2016/07/09

さつき

とうとう相模への侵攻を企てる宗瑞。小田原城を奪るやり方は、大胆不敵!何度読んでも面白いです。稀代の名軍配者 星我との関係も良いですね。続きが楽しみです。

2018/10/13

再び読書

富樫氏と他の作者との違いは軍師を軍配者とし、より役割を鮮明にし、その分利に明らかであるであろう。彼以外に軍配者とはあまり言っていない。竹中半兵衛は軍配者とは違うスタンスに思う。それまでの快進撃から苦悩が見える戦いが続く。小田原城奪作戦も見事だが、やはり兵の少なさがネックになり領民ファーストの政策の弱点は軍事準備力に影響を及ぼす。他の領主との闘いでまだ動員数や、食事の準備で不利な状況が継続している。しかし、大森との闘いでとうとう茶々丸を倒す事に成功する。しかしながら、大いに痛みを伴う成果となった。

2020/11/23

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