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闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本)

闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本)

闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本)

作家
あさのあつこ
出版社
中央公論新社
発売日
2024-03-18
ISBN
9784120057656
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闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

なんてこったい。惚れられ惚れて身籠って・・望まれて上がりの人生を生きるはずの遊女・桐葉。まさかの来し方があったなんて。生きるとはそれだけで罪咎だと言うのか。誰かの声に煽られた力は生贄を以って、それを見ていた子どもの頃の記憶は消せない―嗚呼、苦しい。それでも刻まれた悲惨な記憶に蓋をするのではなく、生き直す力をくれるのは赤子の温もり、命の鼓動なのだ。こんな展開を用意してるなんて、流石のあさのさん。闇医者おゑんシリーズの最新刊はズシリと応える面白さだった。

2024/04/10

hirokun

★4 あさのあつこさんの時代小説は好きで、新刊を中心に読んでいる。今回の作品もシリーズ物で、闇医者おゑんと江戸吉原で暮らす人々の関わり合いを推理小説風に描いている。人は良くも悪くも、美しくも醜くも変わるであるが、兎に角、何としても生きていかねばならないということがこの作品の基盤に流れている価値観なのだろう。いつも通り読み易い文章で語り、いつの時代においても、どんな人においても本質を極めようとする作者の姿勢は心地よい。

2024/04/13

フロッグ

好きなシリーズ。おもしろかった。最初はちょっとホラーっぽいのかと思ったけど、理由が分かってなんとも切なく憤りも感じて辛かった。一件落着で良かった。

2024/04/16

ekoeko

お竹が何かのキーワードになるのかと思ったがそうでもなかった。

2024/04/20

檸檬

Good.『人は生きねばならん』『目を凝らし、為すべきことをいく』が心に残った言葉。さ、今日も草取りをしようか。

2024/04/04

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