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漢詩百首: 日本語を豊かに (中公新書 1891)

漢詩百首: 日本語を豊かに (中公新書 1891)

漢詩百首: 日本語を豊かに (中公新書 1891)

作家
高橋睦郎
出版社
中央公論新社
発売日
2007-03-01
ISBN
9784121018915
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漢詩百首: 日本語を豊かに (中公新書 1891) / 感想・レビュー

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Shun

戦いに明け暮れていた時代に作られた漢詩の哀愁溢れた感じが、どことなく好きかも知れない。日本で漢詩作りに興じられていた時代の物も織り込まれており、有名な李白、杜甫、乃木希典、夏目漱石などを初めとする漢詩百首とその時代背景について知ることが出来た。アルファベットも、言語によってさまざまであるが、ローマ文字を用いる英語やドイツ語、キリル文字を用いるのロシア語とウクライナ語の関係のように、漢字圏でも文法、語彙、発音等での共通点を見いだすことが出来る所に歴史の味わい深さを覚えた。<続く>

2016/08/07

しまゆう

知らない人ばかり(中国人も日本人も)だったので、新鮮さがあった。しかし白文が載ってなかったので、非常に残念。書き下し文とその作者、作品にまつわるエピソードを見開きに収めてくれたのは大変読みやすくて良かった。となると、やはり白文が無いのが悔やまれる。他がいいだけに…。

2016/06/06

ひつじ

書き下し文、訳、歴史的背景の繰り返しで歴史的背景そんなに求めてなかった自分としては苦しい読書でした。でも愁殺のやつは言い回しがお気に入りだし、蚊、イチゴも可愛かった。漢詩はリズムがあって読みやすいですね。

2014/09/25

桔梗

中日の有名どこ、そろってて、高橋先生の解説が、味かあってよかった。特に日本人の漢詩も多くあったことに私は、満足! 最近、漢詩をかじって、自分でも作っているのですが。和歌にしろ、漢詩にしろ、昔の人は、教養の一部として嗜んでいたことに、ただただ、感心したします。本書のあとがきでも、かんしの教育のいまと昔についてあるのですが。私は、漢詩という物を、いまの日本でも、ぜひ、多く漢詩に触れる教育になればなと、思います。

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