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季語百話: 花をひろう (中公新書 2091)

季語百話: 花をひろう (中公新書 2091)

季語百話: 花をひろう (中公新書 2091)

作家
高橋睦郎
出版社
中央公論新社
発売日
2011-01-01
ISBN
9784121020918
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季語百話: 花をひろう (中公新書 2091) / 感想・レビュー

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高槻

花そのものについてや日本人の花に対する感覚について、それらがうたわれた和歌や俳句、詩等を紹介しながら論じているが、この本では「花」=季節ごとの風流を感じさせるものとしており、ほととぎすや月、餅等もその論考のテーマに挙げられている。日本人が自然や行事、風流物に対して抱いてきた意識の奥深さ、歴史の長さを知り感慨深くなった。季節の変化を鋭敏に感知し、それに心を動かすことができるのは素敵なことだなと思う。

2014/02/27

やんも

和歌、俳句にとどまらず、近代詩、歌詞、『源氏物語』や『徒然草』などにも言及があり、短い文章にも広く深い世界への窓が開いている。引用された歌や句を味わっていると、なかなか読み終えられません。季語の迷宮にご用心。続編『歳時記百話』も出てますけど、ふふ……。

2014/01/15

ruri

魂を季節散歩へ連れ出すような感覚がした

2017/10/24

アンコ椿

花を知らないこと痛感。名前を聞いたことはあるものの、実際にイメージがわかない。図鑑をめくって、追っかけてみる。

2012/10/09

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