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戯作屋伴内捕物ばなし (ハヤカワ時代ミステリ文庫)

戯作屋伴内捕物ばなし (ハヤカワ時代ミステリ文庫)

戯作屋伴内捕物ばなし (ハヤカワ時代ミステリ文庫)

作家
稲葉 一広
森美夏
出版社
早川書房
発売日
2019-09-10
ISBN
9784150313944
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戯作屋伴内捕物ばなし (ハヤカワ時代ミステリ文庫) / 感想・レビュー

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ポメ子

会話などはスラスラ軽快で読みやすいが‥ 先が何となく分かってしまって、私には微妙な感じだった。

2022/10/07

やすお

売れない戯作屋だが見事な推理で事件を解決する伴内。岡っ引きの源七。色男の仙吉。源七の子分の久助。瓦版屋の万吉。伴内の腐れ縁のお駒。江戸の町内で発生した事件をこのキャラたちが解決する。本格的な謎解きというよりも、当時の町人文化が楽しそう。特に、一膳飯屋の「うめや」で酒を飲みながら会議(捜査会議?)をしているのが楽しそうで、そこに加わりたいと思うほど。伴内の狸のような風貌と相まって、ほのぼのとした作品となっている。 作者の稲葉氏は脚本家なので、テレビドラマ化しても面白いと思う。

2021/05/28

ヒロ

Mより。ずいぶんこなれた会話だね、と思いつつ読んで、なるほど作者は脚本の方かと。ミステリこじらせの読み手で、犯人途中でわかってしまうが(トリックもね)、映像がうかぶあたりは、さすがに。

2019/10/20

kanamori

☆☆☆

2020/04/08

アオノ

早川書房が時代ミステリ文庫を創刊。けどなあ、早川は『海外ミステリのハヤカワ』って感じで、ここ数年、国内ミステリはパッとしない印象なんだよなあ。で、この『戯作屋伴内捕物ばなし』ですが、落語チックな語り口や各話に挟み込まれる妖怪譚、口は悪いが人情味に溢れるキャラクターなど、土台はグッド。でも、肝心のミステリ部分が弱すぎる。逆立ちタヌキの暗号文て、小学生のとんちクイズですよ。ミステリの早川を名乗るなら、もうちょいなんとかならんか…これは作者ではなく、編集が悪い。作風は好きなんで、ゼヒ次作は創元から出して欲しい。

2019/09/21

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