シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 (ハヤカワ文庫JA)
シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー
あつこんぐ
シャーロック・ホームズは全くの未読なんですが、この本は私に刺さりすぎてニマニマが止まりませんでした。いつもはしないネット注文までして『緋色の憂鬱』も手に入れたくらいどハマりしています。ジョーとホームズのやり取りが私の好きな作家アリスシリーズの火村とアリスみたいで、しかも、それぞれの過去に何やら不穏なモノが見え隠れして続きが気になって仕方ありません。これをきっかけに本家の方も読んで、読み比べをしたいと思います。
2024/01/09
マッちゃま
シリーズ第2弾。決定的なネタバレは無いかと思いますが刊行順に読む事を進めます。あの探偵、助手たちの性別が逆になってるパスティーシュ。本書の文庫化を待ち侘びていたら、いつのまにか出てました(笑)タイトルでお気付きの通り、あの古典名作のオマージュ。何処かで知っている展開が、現代のロンドンで新しく生まれ変わって広がっていきます。ホームズもワトソンも女性ゆえに、女性同士ならではな内容。こういうのが百合要素なんですね。男の探偵が颯爽と難事件を解き明かすのばかり読んできたから、ある意味で新鮮です。第3弾期待してます♪
2024/03/08
ソラ
シャーリーとジョーの掛け合いだけで十分楽しめる。
2023/11/10
イツキ
性別逆転ホームズパスティーシュの2巻。ワトソンとホームズの軽快なやり取りも相変わらず面白いですし、原作を知っていても展開が読めない事件もハラハラさせられて面白いです。ワトソンの過去がどんどん怪しいというか不穏になっていくのが気になりますが近いうちに明かされるのか。短編の方もコミカルで楽しい内容でした。
2023/10/24
みどり
続けて2冊目に突入した。今回も有名どころへのオマージュ形式。ジョーの叔母の結婚を機にバスカヴィル家への訪問することで、その地の言い伝えと本質を探りながら。ジョーは帰国して初めてシャーリーと別行動の上に、恋愛体質の叔母の結婚というなんとも皮肉な状況の中さらに、殺人鬼の影もちらほら。最終的には命の危険があるにも関わらずシャーリーが出張ってきてドンパチ、というのがまた素敵。こういう如何にも現代のエンタメというホームズも悪くない。
2023/11/26
感想・レビューをもっと見る