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猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

作家
ジョン・ブラッドショー
羽田詩津子
出版社
早川書房
発売日
2017-06-08
ISBN
9784150504991
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猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

ネコとの永続的な友好関係を存続させる為に、人はもっとネコの本能、社会性を学ばないといけないのかも知れませぬ。好ましい間柄になっている家族も沢山あると思いますが、家ネコにはヒトの要求を押し付け過ぎている可能性もあってね。良かれ又はこれくらいのことならと思う事が、ネコにはストレスとなっているのに気付いていないケースもありそうで。ネコは生後1年程で人間の大人程度に成長したする事が良く知られていると思いますが、その時の学習がやはり重要ですね。ネコとこの頃に良い関係を結ぶ事が肝要なのですね。🐈‍⬛🐈。

2023/06/04

やいっち

内容案内には、「人間動物関係学者である著者が、野生から進化して人間と共存するようになったイエネコの1万年におよぶ歴史から、わたしたちが考えるネコ像と実際の生態との違い、一緒に暮らすためのヒント、イエネコの未来までをわかりやすく解説する総合ネコ読本」とある。

2023/02/25

バイクやろうpart2

イギリスの動物学者が動物行動学なる視点で、猫とは⁉︎をまとめた解説本でした。猫がペットとして扱われる前は単なるネズミ駆除係の役割、紀元前のエジプトでは蛇除けの家畜だったそうです。生後3週間の育て方で、人間に対する態度が大きく変わる!は三つ子の魂百まで!に近いもの感じます。解説の根拠が学術論文なので、しっかり猫を知りたい方にはオススメです。

2017/08/30

トンちゃん

表紙が可愛すぎて読まずに飾っておけばよかったw うちはアパートなので猫を飼えないので、よく外の野良ちゃんと遊んだりします。でも、すぐに逃げてしまう子もいるし、その違いはなんなのかと思っていました。どうやら、遺伝子だけでなく、生まれてから人間に接するまでの期間が人懐っこいか否かを決してるようでした。 本書は学術書ではないのですが、結構読んでて重たいです笑。飼い主さん向けに役立つ情報もありましたが進化の系譜とか、ちょっと学術寄りの記述が多かった気がします。喉をゴロゴロならしてても機嫌が良い訳ではないとは…

2019/11/29

コジ

サブタイトルには動物行動学、ネコの心理とあるがこれはネコと総合解説書として読んだほうが良い。考古学、遺伝学的に見たイエネコの歴史から始まり、動物行動学から見たネコと接し方などネコについての研究成果を非常に幅広く解説している。ネコ神秘性に学術的に迫った良書と思う。専門的な言い回しも無いわけでは無いが、概ねわかりやすく書かれている。本書に出てくるネコの観察や研究の解説を読んでいると、それらが行われたのが殆ど近年(半世紀以内)となっているのがわかる。犬よりは研究が進んでいない気はしていたが意外と言えば意外。

2018/01/16

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