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アーサー・ミラー〈5〉代価/二つの月曜日の思い出(ハヤカワ演劇文庫 39)

アーサー・ミラー〈5〉代価/二つの月曜日の思い出(ハヤカワ演劇文庫 39)

アーサー・ミラー〈5〉代価/二つの月曜日の思い出(ハヤカワ演劇文庫 39)

作家
アーサー・ミラー
出版社
早川書房
発売日
2017-06-08
ISBN
9784151400391
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アーサー・ミラー〈5〉代価/二つの月曜日の思い出(ハヤカワ演劇文庫 39) / 感想・レビュー

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りえこ

代価の方が好みでした。アーサーミラーの作品の、内面の表しかたの繊細さが好きです。芝居として、見たり演じたりしたいと思わせる作品でした。

2017/09/05

nightowl

代価:アパートの一室で不要な家具などを査定してもらおうと待つ警察官の弟。破産し妻を亡くして茫然自失状態だった父親の面倒を見ながら彼は過ごしてきた。そこへ訪れた鑑定士の老人や家を出たことで一見成功したかに思えた医者の兄。各人を通して見える生き方/ちょっとした一言で自分の意思を伝えたと思い込む傲慢さに気付かされる。 二つの月曜日の思い出:ある部品工場の朝。ささやなか日常が作られ始める瞬間の幸福や切なさを描くドラマ/作者の半自伝的な作品となっているせいか、お説教臭いとは感じず伝わるものがある秀作。

2017/09/02

Moish

90年ほど前、大恐慌時代のアメリカを舞台にした2つの劇。『代価』は、一見エリートだが私生活が破綻している兄と、堅実な生活を受け入れ、家族に恵まれた弟の、本音のぶつけ合い。共感度かなり高し。『2つの月曜日の思い出』は、町の小さな事務所を舞台に、労働と夢と現実を鮮やかに切り取った群像劇。ラスト、バートの旅立ちに同僚たちが見せる反応が、衝撃的だけど納得。名作の普遍性を思い知らされた。

2017/07/16

ジュリアン

全集版で読んでいるが、文庫版購入を機に再読。

2017/06/22

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