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バッド・チューニング

バッド・チューニング

バッド・チューニング

作家
飯野文彦
出版社
早川書房
発売日
2007-08-25
ISBN
9784152088512
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ジャンル

バッド・チューニング / 感想・レビュー

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那由多

『このミス』2008年版13位。あらすじの訳わからなさを解明したく、図書館で借りてきた。妄想にかられた男が語るおぞましき性愛。密室トリックは知りたいが、下品さが耐えられず斜め読み5倍速。途中から察した通りの結末だったけど、最後は自分でも理解しがたいスッキリ感を得た。嫌いではないのかもしれない。でも人には絶対薦めない。

2021/01/14

YO)))

予想の斜め上をいくバッド・チューニングな怪作。バッド・チューニングといえば、ジュリーの「恋のバッド・チューニング」なわけですが、「ずれてるほうがいい」ってのも程度もんだなと。主人公は探偵の癖に一向に調査に出向かないな、などと思っていたのですが、やがてそういう問題では全くないことに気づきました。人体の穴からでる液体個体は大体出てきますので苦手な方は注意されたし。

2013/09/09

ミサイルボーイ

世の中の妬み嫉み、血と臓物とあれやこれやをありったけぶち込んで活字にしたようなハイパーな作品でした。マジメに読むもんじゃあありません笑。世の中クソばっかなんだよと自暴自棄に陥っている方なんかには、あ、俺まだマシかもと思わせてくれるはず。私は大好きです!

2016/12/22

ネムル

『ナジャ』「美とは痙攣的なものだろう」の引用から始まるから、イヤな予感もとい良い予感が。ピンサロ通いのド下劣探偵のはしたない日常が、チューニングのいかれた意識の流れで果てしなく続いていく。聞き込みの手土産に使う酒がないから、酔いどれた自分の小便を空き瓶に入れて持ってくとか、何十年前のこち亀だよと突っ込みたくなったり、女の死体を風呂場で洗い清める際に舟こいで茹でてしまったり、しょっぱなから色々とひどい。ラストに向けてもっとひどくなっていく。ネタだけじゃなくて、文体的にもイっちゃってるのでかなりツボにはまった

2013/06/29

syachi

読メの人の感想を読んで、どんなもんだろうと読んでみた。そしてそうだねと。どのページにもエログロ有害系ワードが盛り沢山。おまけにキャラとしてもグロいのがいたりでもうね。さらっと読めることは読めるんだけどやってることはもうとんでもない。ミステリーとか刑事ものの殺人描写ですら駄目な人は確実に読むべきではないね。

2015/10/28

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