昭和怪事件案内
ジャンル
昭和怪事件案内 / 感想・レビュー
Schunag
純然たる個人的感想ですが、社屋や周辺の風景のみならず、資料室の書架とかロッカーとか応接スペースの椅子とか1週間分の新聞をはさんだのを横に渡して並べるラックとか、文春社内の備品に忠実に描かれていて楽しい。
2024/01/27
澤水月
戦前、戦中も。戦後はよど号(こんなギリギリ状況だらけだったとは!最近自分が羽田事故絡みで大変な思いしたので実感)、目玉男、あさま山荘など左派事件の感慨に耽った読後数時間に連続企業爆破の容疑者を名乗る男がリアルに名乗り出て驚愕。もちろん令和は昭和と繋がっている…。前作・文豪春秋の人物とつながるドリヤス文春バース。文学以外のコレ系も続けてほしい、頭に刻まれやすい
2024/01/27
hirorin
なつかしくて読んでみた。ほぼリアルタイムで知っている。「三億円事件」「よど号事件」「目玉男事件」「あさま山荘事件」など強烈な印象が。「阿部定事件」は、子供の時に家に「読売新聞百年縮刷版」があって、それを知る。親に聞いて困らせたものだ。「名張毒ぶどう酒事件」は、名張市で起こった事件で江戸川乱歩出地なので、強烈な印象が。国民救援会が支援に入っているし。「津山三十人殺し」は、横溝正史の作品のモチーフにも。「口裂け女」なつかしい。真剣に伊丹の長崎屋(今はない)にいてたとか、盛り上がってたなあ。
2024/03/05
ぷくらむくら
こうして怪事件を並べていくと「昭和」という時代がいかに長いスパンでめまぐるしく変わって行ったのだということを実感。水木しげるさん風の画風なのでアシスタントの方だったのかなと思ったが、全く関係ないのですね。が、この画風がこの話に合っています。
2024/02/14
songbird
☆☆☆ 電子版。漫画の割に文字数が多くて途中でくたびれてしまった。
2024/02/12
感想・レビューをもっと見る