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紐育マサオ

紐育マサオ

紐育マサオ

作家
うつみ宮土理
出版社
文藝春秋
発売日
1995-11-01
ISBN
9784163159102
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紐育マサオ / 感想・レビュー

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シフ子

マサオの毒舌とユーモア エイズという新病に侵され死が刻々と迫る恐怖映画のような瞬間の対比に引き込まれる。『アルジャーノンに花束を』の主人公は 白痴から天才へと変貌し元に戻る。ゲイのマサオもNYで成功してもてはやされるが エイズで亡くなり葬式には3人しか参列者しなかった。マサオはNYは男同士がキスできる街だと言って渡米「やはり白人じゃないと駄目なの。…本当の自由なんてどこにもないのよ。」白痴とゲイという社会的弱者が 頭脳や成功を手に入れた時の周囲の反応と 素に戻った時の手のひら返し。人は相手に何を見るのか。

takj

3篇とも読みやすく進んだ ①ニューヨークが差別があることを知った ②銀行員のなんか寂しい人生 みんなにたりよったりだな ③60過ぎて再婚はないだろう

2020/03/18

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