宇宙よ
宇宙よ / 感想・レビュー
入道雲
なぜもっと早く読まなかったかと。宇宙へ行って帰ってくる出来事を、これほど疑似体験出来る本ないのでは。今からすると30年以上前の宇宙開発の実態も興味深い。しかもソビエトの宇宙開発のことがリアルに分かるとは。立花隆のインタビュー力と、それが成功する為の取材や秋山さんとの人間関係構築など、立花隆の知の巨人ぶりが際立つ。 印象残ったのは、ミールから観た満月を「向こうのほうに太陽でないものが、皓々と照っている」のフレーズ。これはこの目で観てみたいと思った。
2021/08/11
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