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ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

作家
ヤマザキマリ
出版社
文藝春秋
発売日
2019-01-30
ISBN
9784163909622
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「ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ」のおすすめレビュー

この親にしてこの娘あり! ヤマザキマリの「お母さん」は娘以上に破天荒だった!?

『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』(文藝春秋)

 母親を苦しめるものは、「母親たるものかくあるべき」という世間からの視線だろう。母親は完璧な子育てをしなくちゃならないもの、という周囲からの視線をものともせず、家族を愛しながらも、同時に自分の人生を全うする女性がいる。その名はリョウコ。『テルマエ・ロマエ』などで知られる漫画家・ヤマザキマリさんの母親だ。

 ヤマザキマリの母親の姿を描いた『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』(文藝春秋)は、読めばエネルギーが湧いてくるビタミンエッセイ。ヤマザキマリといえば、17歳で油絵を学びに単身イタリアに渡り、シングルマザーになることを選択した後、35歳で研究者であるイタリア人と結婚。夫の仕事に伴い、アラビア、ヨーロッパ、アメリカ大陸と異文化の壁を越えながら、ワールドワイドに活躍している漫画家だ。波乱万丈な経歴に圧倒されるが、ヤマザキマリの母リョウコさんの人生は彼女以上に波乱に満ちている。

 リョウコは一般的な「いい母親」とはいえないかもしれない。だが、ひとたびこの本に触れれば、ひとりの女性…

2019/3/16

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ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ / 感想・レビュー

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starbro

ヤマザキ マリは、新作(但し、漫画以外)中心に読んでいる作家です。以前から気になっていた著者の母親リョウコさんの物語、愉しく読みました。この母にしてヤマザキ マリありという感じです。著者の描く漫画の母親と写真の母親のギャップは、著者の主観のせいでしょうか?

2019/03/20

いつでも母さん

誰にでも『母』はいます。親子関係は時に面倒だったり、不思議な繋がりでもあったりするけれど、正解などありません。これはヤマザキマリさんの母・リョウコさんの生き様。ワイルドです。真似は出来ません。全身全霊で人生を謳歌し、等身大で子供にも向き合っています。育児日記を読むと『愛』に溢れていて胸が熱くなりました。間違いなくヤマザキマリさんはお母様のこどもですね。生きるって凄いよ!地球って楽しいよ!そんなことが伝わる一冊だと思いました。

2019/04/08

trazom

抱腹絶倒。掛値なしに面白い。札幌交響楽団のヴィオラ団員を務めながら、シングルマザーとしてヤマザキマリさんを育てた母の物語。「人と違っていいんだ」「好きなことに邁進することが幸せなんだ」と、自らの生き様を通じてマリさんに示す母の姿は、建前と横並び意識に縛られている昨今の教育に対するアンチテーゼでもある。この破天荒な母の言動の数々が笑いに乗せて紹介されるが、マリさんは、そんな母の行動の裏にある本当の優しさや苦しさにもちゃんと気付いている。何度も笑い、それと同じくらい目頭が熱くなる…そんな心に沁みる一冊だった。

2019/04/04

なゆ

ヤマザキマリさんのことは新聞の人生相談やなんかで、なかなか面白くかつ唸らせる回答をする人だなあ、と興味あった。そうだよなー、普通が一番だなんていいながら育ってたら、あんな柔らかな発想はできないよなー。シングルマザーで、札幌交響楽団でヴィオラ奏者としてとにかく忙しく、世間一般でいう“良き母親像”とは違うかもしれない。子供たちも寂しかったと思う。でも、時に破天荒で大雑把で豪快だけど、楽しくたくましく生きることは子供たちに伝わってると思う。お嬢様育ちなのに、ほんと自由で逞しい人だ。ハルさんの話にもジンときた。

2019/04/29

美登利

圧倒された。私の母ともそう変わらない年齢のリョウコさんは、私の知る限り同じ年代の中でも破天荒でありとても魅力的な人だと思う。自分の好きな道に進んだことに対しての誇りは本当に揺るぎなく自分を肯定していけるのだな。それに振り回された感のある娘たちだけれども、幼い頃より母からの直接的な愛情表現が無くとも十分愛されていたのだと感じていたところも素晴らしい。ただただ羨ましい。戦争を経験して経済成長し日々忙しい両親に私も育てられたので、鍵っ子だったところはよく似ていて寂しさを言い出せなかった頃を思い出しホロリ。

2020/02/09

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