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ミカエルの鼓動

ミカエルの鼓動

ミカエルの鼓動

作家
柚月裕子
出版社
文藝春秋
発売日
2021-10-07
ISBN
9784163914428
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ミカエルの鼓動 / 感想・レビュー

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ヘラジカ

簡素と言っても良いくらいのシナリオは、驚きの展開があるわけでもなく終始予想通りに進行するのだが、それ故に作品が提示している主題を掴みやすい。二人の医師の対立構造、クライマックスを含めて、過度に飾り立てていないからこそ、ここまで真実味を帯びた物語として読めるのかもしれない。明暗別れるような善悪は存在せず、複雑なミステリー要素もないので娯楽性には欠けるが堅実に読ませる良い小説だった。主人公西條が取った「選択」の結果はどれもビターで味わい深い。

2021/10/12

柊子

面白かった!! 対立していた二人の主治医による手術の場面が圧巻。呼吸を止めて読んだかも。生きようとする心臓を、その細胞を見殺しにすることは出来ない。それが、他人でも自分であっても…。ラストシーンは胸を突かれる。続きが気になって、久しぶりに夜更かし。ほぼ一気読み。柚月先生にお願い。ヤーさんものなどより、こういう話を沢山読ませてください。

2021/10/09

shi-

手術支援ロボット…きっと大きな医療現場ではどんどん活躍しているんだろう。 そして、人の手ではなかなか難しかった事でさえ出来るように今の時代、どんどん可能になってきているんだろう?だけど機械は機械、不備もあれは故障も勿論ある、だけどそれが決して許されないのは医療の現場。対立してるように見えた真木と西條がタッグを組んだ手術シーンは臨場感に溢れ息をのんで読んだ。ロボット、人お互いがいい所を最大限に活かし最高の結果を生み出せるなら技術の進化も喜べるのだが…

2021/10/19

pia

もう少し、もう少しと読み進め、気付いたら朝になっていた。手術支援ロボット「ミカエル」と、それを取り巻く医師たちの話。題材ゆえに医療系の説明も多いが、全く苦にはならない。最初はミカエルが恐ろしかった。人の命を救うその高潔さは神のようでもあり、どこかに感じるその冷淡さは悪魔のようでもあった。でも、そうではないと気付く。本当に恐ろしいのは、それを扱う人間の方だ。そこに各々の信念があったのだとしても。一人の少年によって、正面から命を見つめた主人公は、あの山でなにを見つけたのだろうか。

2021/10/13

Nobuko

柚木さん新作は医療 テーマはやっぱり命かな 西條シリーズでもいいけど真木バージョンも読んでみたい

2021/10/18

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