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ミカエルの鼓動

ミカエルの鼓動

ミカエルの鼓動

作家
柚月裕子
出版社
文藝春秋
発売日
2021-10-07
ISBN
9784163914428
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ミカエルの鼓動 / 感想・レビュー

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starbro

11月の第一作は、柚月 裕子の最新作です。柚月 裕子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。最初、著者版の「白い巨塔」かと思いきや、骨太の社会派医療ミステリの秀作でした。近未来には膨大な症例を保有するAI機能を搭載した医療ロボットの手術が主流になるのでしょうか? https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914428

2021/11/01

うっちー

海堂作品を思い出しますが、単に医療問題だけにとどまらないのが、柚月作品です

2021/10/28

bunmei

初めて医療現場に踏み込んだ柚木作品。医療小説は専門的な用語や解釈が無いとリアリティーに欠けるが、かなり多くの文献や取材を参考に綴られたことが覗える。その分、いつもの様な瞬間を切り取るストレートな描写より、説明的な筆致となっている。大学病院内の覇権争いの中で、医療ロボットミカエルの第一人者である西條を主人公に、その好敵手となるドイツ帰りの天才執刀医真木との確執、医師としての使命が描かれている。そこに若手医師の自殺とミカエルに纏わる大学の闇の部分、そして2人の正義が交錯したヒューマンドラマとなっている。

2022/01/07

とろとろ

手術ロボット「ミカエル」とは何だろう?。話はこのロボットの誤作動に関する権謀術数みたいな…。それより何より現実世界はどうなのか、という事に関心が向いたのね。現用のロボットは「ダヴィンチ」と呼ばれていて世界中のシェアの大部分を占めているそうだが、近々その特許が切れるんだと。それを狙って日本のメーカーでも開発したシステムを売り込む。その名も「ヒノトリ」。AIによる3Dシステムで操作法も見たままそのままに進化してるそうだ。特別な研修の必要もなく手術可能と言うから、話の設定より現実の方が前を行ってるってことか。

2022/03/06

まちゃ

北中大病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條泰己。そこへ現れたドイツ帰りの天才医師・真木。心臓に難病を抱えた少年の術式をめぐって、「命の前では、誰もが平等だ」という信念を持ちながらも目指す医療の違いから対立する二人。そこに浮上した「ミカエル」の不具合の疑惑。それを隠蔽しようとする病院長。医療の在り方や未来の姿を問う物語。読み応えのある良作でした。以前「ダビンチ」の将来性に期待してインテュイティブサージカル社の株を持っていたことがあり、興味のあるテーマでした。

2021/12/01

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