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初めて語られた科学と生命と言語の秘密 (文春新書 1430)

初めて語られた科学と生命と言語の秘密 (文春新書 1430)

初めて語られた科学と生命と言語の秘密 (文春新書 1430)

作家
松岡正剛
津田一郎
出版社
文藝春秋
発売日
2023-10-20
ISBN
9784166614301
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初めて語られた科学と生命と言語の秘密 (文春新書 1430) / 感想・レビュー

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Vakira

こんな題名を見ると読まずにいれない。果たして理科系と文科系思考の融合出来るのか?なんか凄い。数学、物理学、生物学、化学は繋がっているし、編集工学なんて学問もある。オオ~熱力学第二法則。すべての事象はエントロピーを増大に。秩序から無秩序へ。生命は負のエントロピーを食べている。生命の死はエントロピーの増大。生命はエントロピーを収縮する方へ活動する。無秩序から秩序あるものへとなる。シュレーディンガーさんの言っていた事を今頃思い出す。ちょっと専門的すぎ。理系の僕でもついて行けない。理解できないが内容が凄い事は判る

2024/02/07

たまきら

松岡さんの「花鳥風月の科学」は長い間私の愛読書でした。「もっと知的に飢えたい」というこの人の様々な分野へ大胆に好奇心を広げる姿勢、常に見習ってきました。苦手な対談形式の本を楽しく読めたのも、この著者をリスペクトしているからなのかもしれません。やはり自分が好きな脳科学・美術・生物学への視点に惹かれてしまいますが、「見えないものの数学」ではパターン解析のアイデアをもらえてワクワクしています。やっぱりこの人すげえ。

2024/03/16

チャーリブ

「理系的知」も「文系的知」も自在に駆使できる知の達人2人による丁々発止の対談。仰ぎ見ながら読みました🙄。残念ながら「理系的知」の部分はほぼスルーです。一番気になる「言語」と「脳」と「意識」の起源ですが、「物」と「心」の関係がかなり明らかになってきている印象。カオス理論がそのカギを握っている気配。面白かったのは、言語が元来「音」であったというところ。文字が発明されてもずっと人々は本を音読してきたわけですが、(内的発声を伴わない)黙読は情報収集優先の現代的現象といえるかもしれませんね。○

2023/11/08

みこ

数学者と編集工学者が人文学と自然化学、いわば理系文系の垣根を超えた議論を繰り広げる対談集。正直内容は十分の一も理解できなかった気がするのでここに登録するのも憚られる。頭の良い二人がどんどん二人だけの世界で盛り上がっている感じ。文字に起こした人もちゃんと理解しているのだろうか。浅いところで感想を言えば、人間と他の動物との進化の違いは言語を持ったことだろう。コミュニケーションだけでなく思考を言語でまとめることができたからより知能が発達したのだろう。

2023/12/12

阿部義彦

文春新書、10月の新刊でした。情報学の『ゴースト』松岡正剛さんと数学の『デーモン』津田一郎さんの対談集。三年越しの大討論。途中正剛さんが三回目の肺癌にかかり、陽子線治療を受ける事になりコロナもあってかなりの難産だったようです。正直内容もかなり高度過ぎて、四分の一以下位しか理解出来ませんでした。バタフライエフェクト位までしか着いていけず、複雑系カオス理論となるとお手上げでしたが、『いない、いない、ばあ』の原理など心に留めた。脳と心と言語の問題は未だに謎だらけでスリリングな事だけは理解。編集vs変分原理

2023/12/05

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