永遠のためいき (文春文庫 112-7)
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永遠のためいき (文春文庫 112-7) / 感想・レビュー
まさげ
古本屋で発見して40年ぶりに再読しました八ヶ岳を舞台にして南八ヶ岳の赤岳から蓼科山を巡っています。清里、稲子湯、白樺湖という地名が印象に残りました。「星のまたたき(シンチレーション)は星のためいき、地球があるかきり星は永遠ためいきをつづける。」という文章は高校生の時初めて読んだ時から好きな文章です。
2018/10/12
イエテイ
永遠のためいき、シンチレーション(星のまたたき)と、新田次郎にしては珍しく個性の違う3人の女性登山者を全面に出したロマンス付きの山岳小説。今とは登山道の状況も違うだろうけど冬山は怖いな。
2021/02/28
つちのこ
文春文庫版。1980年頃読了。舞台は北八ヶ岳。
Masa
新田作品にしては珍しい都会女性の恋愛小説 とは言え、八ヶ岳に行きたくなった
2017/11/25
y_e_d
再読。妙にあっさりと登場人物が遭難死したり恋愛関係になったりするが、新田次郎らしい臨場感十分の筆致で、「雪の炎」と同様に娯楽小説でもそれなりに読み物になっている。読後感は薄いですね。やはり新田小説は美人女性の登場しない自然に立ち向かう硬派なストーリーが合います。
2017/05/06
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