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さらば、ガク (文春文庫 の 5-7)

さらば、ガク (文春文庫 の 5-7)

さらば、ガク (文春文庫 の 5-7)

作家
野田知佑
出版社
文藝春秋
発売日
2002-09-03
ISBN
9784167269159
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さらば、ガク (文春文庫 の 5-7) / 感想・レビュー

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goro@80.7

これほど国内外を旅して川を下ったカヌー犬はいないでしょうね。舟の上の凛々しい姿が様になってるよ。いい相棒だったんだね。引き続き「カヌー犬・ガクの生涯」を読みます(^.^)

2017/04/08

マーム

作家でカヌーイストの野田知佑氏とともに日本は疎か世界を旅したカヌー犬ガクの様子が写真と文章で綴られています。ガクは、時に訳知り顔で、時に何かを感じ取っているかのような表情を見せています。小さい頃から自然の中で育てられたせいか、飼い犬ですが野生の本性を失っていないような眼光の鋭さも時折見せています。そのガクはもう他界しており、野田氏はその亡骸を毛皮にしてちゃんちゃんこを作り、身につけているとのこと。そう聞くと眉をひそめる人が大多数でしょうが、犬を飼うということはそういうことだと言い切る野田氏は潔い。

2011/01/03

みさどん

椎名誠さんが好きで、野田さんの本も見るようになった。このガクの表情はいつも何か考えているよう。寡黙な職人さんのような・・。大切な動物をはく製にする人の話は聞いたことがあるが、野田さんは皮をベストにして身に着けている。犬は人間よりはるかに短い寿命だから、覚悟されてらっしゃっただろうが、別れの無念さは言葉にできなかったのではないかな。こんな別れを想像すると、犬を大好きになるのが怖い。思い出に残る犬、ガク。椎名さんの息子も岳。

2014/05/30

たか。

野田さんの作品に度々登場するカヌー犬ガクの写真集とガクにまつわるエッセイ。立松和平さんが言っていたけど、幸せな奴ですね。実父(野田)と養父(椎名)の対談も良かった。ガクに対して教育をするんじゃなくて、経験をさせる。これは人間にも当てはまるかも。犬と対等な関係って素晴らしいと思いました。

2014/02/19

mon

野田さんはガクの事が大好きなんだな〜

2023/04/23

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