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花がないのに花見かな (文春文庫 し 6-82)

花がないのに花見かな (文春文庫 し 6-82)

花がないのに花見かな (文春文庫 し 6-82)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
2014-04-10
ISBN
9784167900809
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花がないのに花見かな (文春文庫 し 6-82) / 感想・レビュー

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s-kozy

ホルモン道に自炊旅行、女探偵の浮気調査、銭湯をハシゴしたら樹海での自殺を検討して、草食男子は許さない。今回も安定感のある信頼できる面白さの東海林さだお先生のオトコラシサ溢れるエッセイシリーズです。これを読んだ男性読者の95パーセントが「薬指に比べて人差し指が短いほうがいいんです」(「対談 草食男子、許すまじ!」より)のところで自分の手を確認したことでしょう。えっ、私ですか?もちろん、薬指と人差し指の長さを比べてニヤリとしましたよ。

2014/05/06

アズル

今回は対談が突出して面白かったです。私の大好きな竹内久美子さんとの対談、しびれました!探偵、富士の樹海、どちらも知らない世界で、ふむふむ。「自分を今すぐ探そう」も、軟弱な自分探しをする若者に読ませたい気分!

2014/04/11

Pー

毎度お馴染みの「丸かじりシリーズ」じゃなかった。東海林ファンとしてはそれでも差支えなし。これは『オール読物』での連載エッセー。表題の「花がないのに花見かな」の他、13編のエッセーがまた恐ろしいほど面白い。はとバスで行くまだ桜の咲いていない「夜桜の隅田川花見船と千鳥が淵の桜」ツアーの体験。他に「自炊旅行記」「湯銭のハシゴ体験」「草食男子の考察」・・・。少々長めのエッセーはオヤスミ前のリラックスタイムには最高!それに女探偵(大徳さん)、樹海(栗原さん)、草食男子(竹内さん)との対談がとてもリアルで愉快!

2014/11/27

こぺたろう

長編小説を読んでいる合間に読了。東海林さんのエッセイの中でも相当上位の面白さでした。世に出回るフタのヘニャ化、フニャ化を憂いたと思いきや、一転謝り倒したり。なぜこんな事を思いつくのかと、着眼点に脱帽。基本的に嫌いな対談ものも、草食系男子や青木ヶ原樹海といった興味深いテーマ設定で、楽しく読めました。本書の中で登場した本が面白そうだったので購入。いやはや、本は増える一方。読むのが追いつきません。

2017/11/18

mawaji

今回のショージ君はホルモン道、浮気モンダイ、草食男子へのイラつきなど、いつもよりオトコラシイ内容。特に探偵・樹海・行動学の三つの対談はどれもたいへん興味深く読みました。浮気調査で実際に浮気が発覚するのが九割で100%じゃないというのがちょっとオドロキ。浮気調査の勘どころはナルホドと思いましたが、まあ、していないから関係ないかナ。このまま草食男子が繁殖すると人間の基本型であるところのヤンキーが増殖して「日本人の知的レベルはだんだん下がっていくかもしれない」ことは少子化の今、確かに憂うべきことかもしれません。

2014/04/30

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