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ゆで卵の丸かじり (文春文庫 し 6-83)

ゆで卵の丸かじり (文春文庫 し 6-83)

ゆで卵の丸かじり (文春文庫 し 6-83)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
2014-07-10
ISBN
9784167901479
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ゆで卵の丸かじり (文春文庫 し 6-83) / 感想・レビュー

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kinkin

2010年5月~2011年1月にかけて「週刊朝日」に掲載されたもの。いきなりラーメンに乗せる海苔についてその必要性について説いた「ラーメンの海苔は必要か」、味噌汁の具ワカメについて、当時流行していた食べるラー油の「ラー油を食べる?」「苺をどう食べる?」を読んでそういえば昔は牛乳や甘いコンデンスミルクをかけてよく食べたことを思い出した。「茹で卵は正しく食べよう」、炭酸水でお茶漬けや、みそ汁、ソーメンに挑む氏の食に対する探究心、今回も圧倒されました。^^

2017/08/07

s-kozy

ハイ、今回も堪能しました東海林節。イラストもさすがのクオリティで銀シャリおじさんと子ども、号泣紳士、紅生姜の天ぷらおじさまがベスト3かと思います。解説は久住昌之さん、影響力の大きさがうかがい知れます。そうそう、「苺をどう食べる?」の回で出てきた「心はやたけにはやる」という文の読み方がわからないんだよなぁ。読点がほしい。誤植なのかな?

2014/08/12

ユメ

東海林さんの「面白がる精神」の豊かさに、今回もうんと楽しませてもらった。東海林さんの虫眼鏡は「こんなもころにそんな切り口が」という思いがけないものをたくさん見せてくれ、食べることの愉悦をいや増してくれる。おでんの大根の理想の厚さを検証し、夏に涼をとるべく炭酸水を使った料理に挑戦し、三杯酢以外のトコロ天に合う調味料を考察する。東海林さんは、もはや轍なき道をゆく冒険者だ。馴染みのない流行り物も自分の舌で確認。ほとんどの食材に対して「これはいける」という落としどころを見つける味覚の柔軟性も凄い。

2019/01/12

keith

「決行!炭酸水!」氷の浮かんだ冷たいお茶漬けのCMからインスピレーションを受け、水の代わりに炭酸水で様々なことを試しています。冷たい炭酸水でお茶漬け、ソーメンのつゆを炭酸水で割る、生タイプのインスタント味噌汁を炭酸水で作る。東海林さん曰くどれもイケてるそうですが味噌汁が一番おいしかったそうです。とても真似する勇気はありません。

2016/09/19

アズル

昨日から読み始めて、今日は病院で健康診断の待ち合いで再読までしました。炭酸水で冷汁、ポップコーンを「くべる」、いつも通りの面白さです。解説が満を持して(?)の久住さん。かなり昔、久住さんにお会いしたことがあり、その時、気持ちが上ずってしまい、「東海林さんのエッセイ、お好きですよね!?」と、何故お訊ねしなかったのかといまだに後悔しています。

2014/07/11

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