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ファザーファッカー (文春文庫)

ファザーファッカー (文春文庫)

ファザーファッカー (文春文庫)

作家
内田春菊
出版社
文藝春秋
発売日
2018-11-09
ISBN
9784167911751
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ファザーファッカー (文春文庫) / 感想・レビュー

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hushi亜子

内田春菊さん自伝的小説。初版は1993年。その頃に話題になったのも覚えてるし、内容も何となくは知っていた。が、その頃の私には読もうと特に思わせるものは無かった。じゃあ何故今か、というのは親になったからだと思う。虐待という言葉がひどく蔓延してしまった今、すべての虐待に全く理解できず(当たり前だが)、意味がわからなくてムカムカしてしまう。中でも性的虐待ってもう全てにおいて意味わからず気持ち悪い。無理矢理というよりも、コントロール支配されてしまってる、守ってくれるべき人物が傍にいない、不幸すぎて言葉にならない

2019/04/04

あつこんぐ

そんなに分厚い本ではないのに読んでは止めを繰り返し読了に時間がかかりました。自分よりも弱い者にしか強気になれない養父のようなオッサンいますね。自分の滑稽さがわかっていない、痛い人。そして、母親も腐ってますね。こんな家庭で育って犯罪とかに手を染めなかった春菊さんのタフさが凄いです。頭の良さが身を助けたんでしょうね。続編の母親目線の話も読んでみたいと思います。

2019/03/26

桜 もち太郎

凄まじい自伝的小説。中学生で妊娠しそれをきっかけで養父から性的虐待を受ける主人公。これってすべて実話なんですよね。あまりにも酷すぎて現実味がわかないの所もあるんだけれど・・・。養父の変質的な性格はとにかく不快感を通り越して気持ちが悪い。精神的に追い詰めそして暴力に性的虐待。常軌を逸した親というのはいつの時代にも存在するものだと憤りを感じた。

2019/05/17

小豆姫

たんたんと綴られた文章の奥に、悲痛な叫びが溢れている。親を環境を子供は選べない。逃げ場もない。養父の暴力と凌辱に心を殺すことでしかやり過ごせなかったなんて。それでも、自分の足で生きてく一歩を踏み出すラストは透明な光に満ちてる。賢く強い人だ。新作の『ダンシング マザー』では、罪深き実母を描いているとのこと、読まねば。

2018/12/08

picopico

自叙伝かぁ。読んでおいてよかったと思ったが、物理的、精神的、各種の暴力が描写されているので、重く気分は落ちます。兎にも角にも、なぜ母はあんなに養父に対して諂うのだろう。それをずっと考えていた。我が子よりも自分の身の安全だったのかなぁ?持ちつ持たれつの依存関係だったとしても行き過ぎ。女性として、親として、人として、どうなってんのよと。にしても、こんな子供な養父なんかいらないよ、ほんと。「父親と性交する子」の意味でこのタイトルにしたと思われるけれども、ただの一方的な暴力ですからね。

2019/10/14

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