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アンの青春 (文春文庫 モ 4-2)

アンの青春 (文春文庫 モ 4-2)

アンの青春 (文春文庫 モ 4-2)

作家
L・M・モンゴメリ
松本侑子
出版社
文藝春秋
発売日
2019-09-03
ISBN
9784167913595
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アンの青春 (文春文庫 モ 4-2) / 感想・レビュー

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さつき

マリラが引き取った双子、デイヴィとドーラは六歳。偶然にも我が子と同じ年齢なので重ね合わさずにはいられませんでした。次から次へと突拍子もない発言、いたずらをするデイヴィは、うちの息子そっくり。大人の言いつけをきちんと守る良い子のドーラよりも、デイヴィを愛さずにいられないアンとマリラの気持ちは痛いほどよく分かります。また電話がない時代の悠長な連絡方法だからこそ生まれた行き違い、偶然の出会いには驚かされました。不便さも楽しむ心の余裕には憧れを感じます。

2020/10/18

まあか

人生って、本当に何が起こるかわからない❣️いくつになっても、夢は見れるし、楽しいことがたくさん待っている💓悲しい別れももちろんあるが、辛いことも乗り越えて、新しい道へと力強く進んでいく!丁寧な暮らしぶりにも、うっとりする✨アンは本当に周りを明るく照らす女神のよう👍どんな困難も、真っ直ぐに受け止める✨次作は、アンの恋愛が描かれるのかなぁ☺️💓ゆっくり味わいながらたのしみたいです♪

2021/11/27

baba

子どもの頃、没頭して読んだアンシリーズ。松本侑子さんの訳を新鮮にそして懐かしく読む。アンの16歳から18歳に教師としてアヴォンリーで過ごした日々を描く。住民の古い考えとアンの若い感覚、引き取った双子の子どもたちの様子がアンの成長と共に温かく描かれる楽しい。

2021/03/02

あたびー

マシュウが亡くなり、アンのアヴォンリーでの教師生活が始まる中、母親を亡くした双子を引き取る決心をしたマリラ。それだけではなく寡婦となったリンド夫人をグリーンゲイブルズに迎えるなど、この巻のマリラの生活の変化は劇的だ。主役はアンなのだが、やはり年齢が近いマリラの行動や気持ちの動きに共感を覚える。この後はアンが大学へ進み、次第にグリーンゲイブルズの暮らしからは離れて行くためにマリラの出番は少なくなっていくけれども、この真面目一辺倒の皮膚の下にユーモアを湛えた女性がやはりとても好きだ。

2024/01/26

Ryuko

教師として働き始めるアン、16歳から18歳までの物語。ミス・ラヴェンダーのロマンスに心ときめかせるも、ダイアナとフレッドとの恋愛には「所詮はフレッド・ライトじゃないの」と毒づくアン。まだ本当の恋愛を知らないアンがほほえましい。次は「アンの愛情」を読む。ダイアナに先を越されたアンだが、次巻では、本当の愛を知ることになるのだろうな。楽しみなようなさみしいような。

2020/06/25

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