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あしたの君へ (文春文庫)

あしたの君へ (文春文庫)

あしたの君へ (文春文庫)

作家
柚月裕子
出版社
文藝春秋
発売日
2019-11-07
ISBN
9784167913779
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あしたの君へ (文春文庫) / 感想・レビュー

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10$の恋

家庭裁判所に於ける連作短篇五話。安定の柚月作品だ。家裁は、家事問題や少年犯罪などの鑑定を様々な人間的対応で検討する所だ。新米調査官補の“望月大地”、不安や弱気が手に取るようにわかり、こちらもドキドキ。事案の起因となった真相を多方面から探る彼のひたむきさが伝わる。その姿勢が、新たな視点を生み出し真意を浮かび上がらせる。人の想いを知りたい時、一緒に悩み考えて心で話す大切さ、当たり前のことをとかく私は忘れがちだと気付く。隠れた因子に気づくたびに家裁調査官へと一歩づつ成長していく“望月大地”を応援したい。

2019/11/20

ミッフー

うん、今回も期待を裏切らない柚月小説👍通勤電車あっという間に二日で完読✨狐狼や検事シリーズみたいにピリッとした緊張感こそ無くも心ほんわか温まる、重松清さんの小説⁉️と思わせる物語📖警察や検事と違い、より人の心に寄り添いを求められる家裁調査官補。若さと経験不足から幾度となく壁に打ち当たりもがき苦しむ主人公望月大地。でも、人に対しての愛がある限り立派な尊敬される調査官に成ることでしょう🤔僕も大きくなったら大地くんみたいな素敵な家裁調査官補になりたいなと思いました✌️おいおい💦小学生の読書感想文かい😫

2019/11/26

akiᵕ̈*

あまり馴染みのない家庭調査官の物語。家裁が舞台となり、窃盗、ストーカー、親権争いなどの比較的身近な案件を、まだ見習い期間中の22歳の大地が対象者と向き合い、自分の不甲斐なさに葛藤しながらも仲間と共に成長していく様は、それでいいんだよぉ〜!と母の様な気持ちで温かく見守ってあげたい気持ちになりました。幼い子供たちが抱える苦しみは実に切実で、話を聞いていく中で“しっくりこない”ことや“違和感”をやり過ごす事なく、粘り強く調査を進めていく姿勢には、これから大地が歩んでいくであろう家庭調査官に希望が持てる。

2020/01/14

小説を最初に書いた人にありがとう

やはり柚木裕子作品に外れなし。今作は家庭調査官と言う家裁から依頼されて調停の助けを行う仕事の研修生が主人公。調停のケース毎に章立てされた短編集。どれも謎を持たせながらも最後は感動と肚落ちさせられる結末に満足。柚木作品の共通点は本質的な優しさが心に刺さるところだと思う。ありがちないい話ではなく、優しさと厳しさが表裏一体となっているところに深さを感じる。是非シリーズ化してもらいたい作品。中の一編「背負う者」の少女の話は涙が止まらない。。

2020/01/24

ゴルフ72

柚木作品久しぶり! まさしく明日の君たちへはそれぞれの問題を抱え、苦悩する人達や周りの人に家庭裁判所調査官補 望月大地から真実に辿り着き、そして新しい道標と自らを成長する物語だ。

2019/12/04

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