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ディオニシオスの耳 (TOKUMA NOVELS)

ディオニシオスの耳 (TOKUMA NOVELS)

ディオニシオスの耳 (TOKUMA NOVELS)

作家
湯川薫
出版社
徳間書店
発売日
1999-02-01
ISBN
9784198504458
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ジャンル

ディオニシオスの耳 (TOKUMA NOVELS) / 感想・レビュー

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Clean John

天才物理学者の孫、湯川幸四郎が学生時代から現在にかけての連続殺人の謎解きに挑む。 猟奇的な死体・奇妙な形のライブハウス・一子相伝の師範みたいな人が唐突に登場、など先が読めない展開に引き込まれました。天才の孫であって、天才ではないと自称するも、やっぱり天才的な頭脳を持ち、理性的な一方で感情的な部分を切り離せないという、複雑な心理状況を持つ主人公に愛想をつかさずきっちり向き合ってやれば、満足の読了感が味わえます。 アマゾンのレビューが総じて低いのが悲しかったので褒めちぎっておこう。

2020/09/13

sezmar

事件のメイントリックはそれなり、事件の謎と真相に迫る方法と手段は面白い、がミステリとして反則っぽいところも多いも?気になったのは登場人物の多さと印象の薄さ。留学先の同期、再開後の人間関係丸々絡んでくるが上記の理由で脳内整理に時間がかかった。

2011/07/05

simsim777

「コマ大」でおなじみの竹内薫先生の小説だというので読んでみました。文章がちょっと退屈なので辛かったけど、読み終わったら面白かったです。読み進むのに、かなり努力が必要かもしれませんが……。

2008/09/14

ブブミツ

こちらが期待値を思いっきり下げていたのもあるが…。でもね、「普通」に面白かったのです。ツッコミ所は色々ある。文章が下手、登場人物が多すぎ、CCになったのに怖さが全く無い、探偵役が天才設定なのに、ただの薀蓄マシーン。あと、一番の問題は(過去、現在含め)数件の連続殺人が起き、科学的トリックが使われているが、それがテーマと密接に関わっているのでは無く、分離しすぎているなど。楽譜のアレとか、伏線もわかりにくいので、本格として読む人が読めば完全にアンフェアだと思う。 構造は面白いがそこいらが難点。

2012/10/08

縛の場

そこまで嫌いじゃない。ただ、物理トリックばかりだと、凄いとは全く思わされないのだな、と。

2012/06/13

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