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水葬 (徳間文庫)

水葬 (徳間文庫)

水葬 (徳間文庫)

作家
鏑木蓮
出版社
徳間書店
発売日
2023-07-07
ISBN
9784198948733
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水葬 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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ちえちゃん

弘永徳蔵氏の手記の方が面白かった。徳蔵を主人公にしてその半生の物語にした方が良かったんじゃないかと思う。

2024/04/05

田中峰和

職場ではお局様に疎外され居場所がないので、早く光一と結婚して退職したい希美。カメラマンの光一は失踪し、希美は彼の妹の美彩と光一捜査の旅に出る。一緒に失踪したのが光一の元カノの優子だとわかり、彼のことを全然知らなかったことにショックを受ける。怪しい優子だが、彼女の研究の出資者徳蔵が彼らの失踪と関係することが分ってくる。徳蔵は戦災孤児で、戦後の苦難を乗り越え、今や実業家。水俣病と水質汚染、限界集落をニュータウンとして再生する計画。希美は失踪の真実に近づくにつれ、疑惑は徳蔵から優子に移っていく。環境ミステリ。

2024/01/30

JKD

希美の婚約者、光一は撮影で島根県の限界集落に行ったが音信不通になる。自宅に送信された写真を頼りに現地へ向かったところ優子という元カノの存在が浮かび彼女と行動を共にしている疑惑があがった。恋愛感情を揺さぶられつつ事実確認に奔走する希美は限界集落の再生事業に尽力する弘永徳蔵の存在との接点から真相を探っていく。前半はあぁでもない、こうでもないが延々続くが環境問題と失踪事件の関係を紐解いていく過程は興味深かったです。サブストーリーの徳蔵手記は本題よりも面白かったりして。重厚な2時間ドラマを観たような感じでした。

2023/08/26

久保政士郎

2023.09.02【読了】

2023/09/02

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