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サラと魔女とハーブの庭

サラと魔女とハーブの庭

サラと魔女とハーブの庭

作家
七月隆文
出版社
宝島社
発売日
2020-10-09
ISBN
9784299009630
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サラと魔女とハーブの庭 / 感想・レビュー

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はつばあば

読み友さんのレビューに魅かれて紙本購入。小学生から中学に移行する・・思春期と申すのでしょうかとてもデリケートな時期。わずかな期間でも自称魔女のおばあちゃんと暮らせた由花は大人になってもその幸せな時をいつまでも心に残しておくことだろう。残念ながらこういう優しいおばあちゃんには私はなれそうにないから余計惹かれたのかも。そうか・・草ばかり生やして無いでハーブでも植えましょうか(#^^#)。

2021/01/29

野のこ

『ケーキ王子の名推理』で気になっていた作家さん。ハーブに魔女のキーワード、装丁に惹かれて借りました。こ、これは『西の魔女が死んだ』と似てる!言い方は悪いけどだからこそ好みでした。内容とは関係ないけど孫の部屋にルイスポールセンの照明を購入するなんておばあちゃん!って思った。北欧のジュニパーバスケットも素敵すぎる。茶葉をまく掃除法は知りませんでした。こうゆうのも素敵だな。

2020/12/27

ひめか*

岩倉しおりさんの表紙とタイトルに惹かれた。内容は『西の魔女が死んだ』が思い出されてしまうし、薄くてありきたりな印象がした。不登校になった由花が薬草店を営むおばあちゃんの家で暮らすという話。由花には由花にしか見えない友達のサラがいた。大人になっていくことを寂しく思う気持ちは私もずっと変わらないけど、あの日見た光景はずっと胸に刻まれていくから、寂しくないよって由花に言いたい。サラもきっと心の中にいると思う。みんなそうやって大人になっていく。薬草店で働いたり小林君と出会ったことで、臆病な由花は成長したなと思う。

2021/01/28

白雪ちょこ

なんて綺麗な文章だろう。 キラキラふんわりとした、雲と宝石に包まれたような気分にさせられた。 大人になりたくないと拒む由香が、おばあちゃんのハーブ店で月日を過ごし、大人へと成長していく。 諦めと、一歩進む勇気。 それら全てが身体と心を癒してくれるハーブと共に、由香が大人の女へと成長していく物語となっている。 甘く切なく、そして最後のラストシーンでは思わずホロリと泣ける。 サラの存在に至っては、なるほどと驚きを隠せなかった。 心が暖かくなる、素晴らしい一冊だった。

2021/12/23

D

装丁とか全てがお洒落な一冊。七月さんの著書ということで、大人になりたくない女の子の心情をとても綺麗に描いているなと感じたし、その背中をいつもさすってくれるおばあちゃんとハーブティーはとても温かかったです。きっと彼女は小林くんと上手くやっていけると思うし、なんなら一緒におばあちゃんのお店も継ぐんじゃないかなとか勝手に妄想してます。 あとルイスポールセンのランプが欲しくなりました。

2021/06/06

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