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チョコレート革命

チョコレート革命

チョコレート革命

作家
俵万智
出版社
河出書房新社
発売日
2017-06-21
ISBN
9784309025834
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チョコレート革命 / 感想・レビュー

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まぁみ

朝からつい手にしちゃった。バレンタインディだからね♥️とは言っても…我が家の men's にチョコの準備を忘れた阿呆です😅一日遅れで許してもらおうと思います🤭新装版をDLしておいた本書は(単行本を既読)第三歌集です。改めて読んでみて、愛の力というか愛って凄いな、と感心しきり。万智さん28歳から34歳までの愛の数々と戦いの数々。/言葉にはならぬ思いを日々こぼすエリカ小さき花を落として/せり、なずな……七つの草に忍ばせて伝えてみたき言の葉がある/缶ビールなんかじゃ酔えない夜のなか一人は寂しい二人は苦しい

2024/02/14

おはぎ

『チョコレート革命』とはいうものの、甘いミルクチョコレートではなくて苦味の強いハイカカオチョコレートの革命だと思った。道ならぬ恋を描いた歌が多いけれど、個人的にはそれら以外の歌に刺さるものが多かった。〈死というは日用品の中にありコンビニで買う香典袋〉〈大木となって立ちたき思いあり我の両手を奪いあう子ら〉〈スリッパの右と左を間違えたような感じに響くサヨナラ〉

2022/08/31

江藤 はるは

どんなチョコレートよりも甘く、そして苦い一冊。

2020/01/31

石嶋ユウ

歌人、俵万智の三作目の歌集。 男女の許されざる恋模様や、作者自身が訪れたという場所を題材にした連作短歌が収められている。 苦い恋の数々が切実に描かれていて、思わず心が揺さぶられる。それと並行して描かれた日本ではない異国の地での人々の日常もまたリアリティを持って心に迫る物がある。個人的に特に印象に残ったのは「十七歳」で、青春が持っているの勢いに心を動かされた。 感情が大きく動かされるようなそんな歌集だったと思う。

2022/03/03

amhon

たった31文字で情景がありありと思い浮かべられる。シャンプーを選ぶ横顔見ておればさしこむように「好き」と思えり、とか。あ、いいなこれ、この気持ちわかるなと共感できる歌も、わからない歌もあって、読み返す度に新しい気分になれそうな本です。サラダ記念日よりも、チョコレート革命の方がわたしは好きかも。

2020/08/17

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