濱田マリの親子バトル!
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『濱田マリの親子バトル!』(濱田マリ/河出書房新社)
子どもはいつか、「サンタという夢」から目覚める。例えば、子どもの成長を日記に綴っておくと、子どもが手から離れたとき、「サンタ」の話題でわが子と楽しい思い出タイムに浸れるかもしれない。
『濱田マリの親子バトル!』(濱田マリ/河出書房新社)は、女優・濱田マリが愛娘の幼稚園から大学入学までの13年間を書き紡いだ「定点観測・子育てエッセイ」。語り口がユーモラスで、抱腹絶倒、ときどきホロリの初単著だ。
濱田家のサンタバレは、「娘」が小4のとき。 肌寒い11月中旬の深夜。キッチンの片隅で娘と二人でお茶漬けをすすりながら、な〜んかシアワセな気分になってきたところに「サンタさんって毎年二人でやってくれてんでしょ?」ときた。サラッときた。
お前も早く吐いちまえよ!とでも言いたげな口調で私を追いつめる。だから「母が計画して、父が実行してます」とこちらもサラッと吐いた。悪あがきして「優しいウソをどうもアリガトね!」なんて言われたら恥ずかしいし。たぶんそういうこと言うし。
これが、「娘」が中3になると、次のよ…
2017/12/25
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濱田マリの親子バトル! / 感想・レビュー
しーふぉ
濱田マリさんの娘の幼稚園から大学入学までの子育てエッセイです。可愛らしい幼稚園から反抗期を経て対等な大人となっていく過程が面白く書いています。母の知人にお母さんってどういう人?と聞かれて即答で財布と答える辺りに笑ってしまった。芸能人の子供らしい育て方に心配したけど素直に育って良かったです。
2018/07/01
ぽけっとももんが
わたしは、会社の若い同僚によると、どうやらものすごく甘い母らしい。自分ではわりと厳しく育てたつもりなのだけれど。濱田氏の娘に対する甘さに少しばかりいらっとしつつ(もちろん羨ましいのだ、ものすごく)読みながら、ふむ、わたしの息子に対する甘さ(あまり自覚なし)に、周りはこのようにいらっとしているのだろうな、と納得していました。そして、地方の子離れは都会より明らかに早いよな、とも実感。大学に自宅通学という選択肢がほとんどないから、18歳で家を出る。自分もそうだったけど。来年の今頃は次男もいなくなっちゃう。
2018/03/31
りょう
大好きな女優さんの声が聞こえてきそうな子育てエッセイ。お嬢さんがかわいいし、母と娘が仲良くて、一緒にいろんなことをいっぱいたのしんで、こころから羨ましいわ。仕事を一生懸命しながら、お嬢さんとたのしみ、ウィキによると、この間に離婚して再婚もしてるみたい。愛情豊かで気持ちがあったかいお母さんだなあって伝わってきてますます好きになったわ。
2018/03/20
のり
娘の結婚したい人がレイザーラモンHGということに笑いました。濱田マリさんのように子どもの成長を楽しみながら、過ごしたいです。
2018/02/19
スプリント
テレビなどで感じた印象そのままの文章でした。バトルと銘打たれていますが、娘さんを溺愛していることが伝わってきます。幼い頃から大学生まで親子の関係が成長していることがよくわかります。次女のなっちゃんも大切な家族ですね。
2018/01/03
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