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猫がいれば、そこが我が家

猫がいれば、そこが我が家

猫がいれば、そこが我が家

作家
ヤマザキマリ
出版社
河出書房新社
発売日
2023-09-21
ISBN
9784309031392
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猫がいれば、そこが我が家 / 感想・レビュー

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starbro

ヤマザキ マリは、新作(但し、漫画以外)をコンスタントに読んでいる作家です。「ネコメンタリー」からのスピンオフ、著者初の猫エッセイ、ワールドワイドに移動し、コスモポリタンな著者の傍には何時も猫が寄り添っていたようです。今の愛猫のベレンはベンガルの出来損ないだけど、可愛いにゃあ(=^・^=) https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309031392/ 【読メ😻猫部】

2023/12/30

ぶち

ヤマザキさんが愛猫・ベレンとの暮らしを綴ったエッセイ。猫と人生に対するヤマザキさんの考え方が散りばめられています。示唆に富み、哲学的でもあります。「ちょっと仕事しすぎなんじゃない?あんたの人生それでいいの?」というようなベレンの視線。そこで休むことが人生の幸でだったりするんですね。猫がまっすぐにこちらを見つめる目には、人間に内省を求めるような説得力があります。「お前たちの行いは正しいのか?」と。まさに猫は人生の先生なんですね。ヤマザキさんの「猫は人間を癒やすための存在ではなく、尊重するもの」に共感します。

2024/03/10

ぶんこ

ネコメンタリーでは、人見知りが激しい猫なので、NHKのカメラマンではなく息子さんが撮られていた。マリさんが14歳で、1人でドイツ・フランス旅へ、そして17歳でイタリア留学した事情が初めてわかりました。この本を読むまでは正直お母様を勝手な人と思っていました。(反省)本当はマリさんが絵描きを目指していたので、美術への価値観の違う土地の空気を体験させるためにでした。「猫が、孤独と向き合って生きていく必然性を感じながらも、それがうまくいかない人間を付かず離れずの位置からそっとサポートしてくれる有難い存在。」拍手。

2023/12/20

スリカータ

無類の動物(生きもの)好きのヤマザキさん。息子さんが撮った愛猫ベレンの写真が豊富で可愛い。これまで生きものとの関わりを辿っているが、イタリアで極貧時代に飼ったネコ、避妊せずどんどん増えて、手に負えなくなり同棲相手に押し付けて息子(人間)だけを連れて帰国したことは、どうしても肯首できなかった。様々な失敗や苦い経験があってこその今かもしれないが。

2023/11/12

tetsubun1000mg

ヤマザキマリさんの漫画は読んだ事がないが「ビオラ母さん」やエッセイなど以外と普通の人と違う視線で見て考える人という印象だった。 今回のエッセイは、ただひたすら愛猫の「ベレン」の出会いと日常をたくさんの画像と共に記述している。 子供の頃も今も犬、猫、クワガタなどの昆虫も飼っていたらしいのでそれが日常のようだ。 猫を飼っている人にはたまらない本なのだろうね。

2023/11/01

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