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ヒロシマ・モナムール

ヒロシマ・モナムール

ヒロシマ・モナムール

作家
マルグリット・デュラス
Marguerite Duras
工藤 庸子
出版社
河出書房新社
発売日
2014-10-03
ISBN
9784309206622
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ヒロシマ・モナムール / 感想・レビュー

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こばまり

一日だが一生の恋。詩的な反復が心地よく、戯曲苦手な私にも沁み入った。併せて映画も視聴。エマニュエル・リヴァは言わずもがな、岡田英次の美貌に見惚れる。あの役は同年代の例えば三船の不遜さや三國の卑屈さでは駄目だ。岡田の爽やかな欲望の眼差しにときめく。

2017/08/19

紫羊

先に映画を見た。冒頭の、フランス語で交わされるヒロシマについてのやりとりは対話というより独白に近い。デュラスのテキストでもその印象は変わらない。最後まで読んで、なんとなく煙に巻かれたような気持ちがしている。次は同じ作品を清岡卓行の訳で読んでみる。

2018/02/06

Nobuko Hashimoto

二十四時間の情事を描いた映画とかどうでもいいなあと思っていたが、脚本を手がけたデュラスの自伝的映画「あなたはまだ帰ってこない」は独特な雰囲気が面白かったし、表紙の雰囲気にも惹かれたので、原作である本書を読んでみたら、情事そのものより戦争の記憶と心の傷がテーマだった。そして主演男優が、映画「ひろしま」に先生役で出ていた、めちゃ男前(美形)な役者だとわかったので、やっぱり映画も観ようかなとDVDを発注(笑)ブログに関連リンクなどいろいろ。https://chekosan.exblog.jp/30414116/

2021/02/02

シグマ

平和についての映画撮影を殆ど終えたフランス人女性と「建築と政治」をやっている広島の男。《既定なことなど何もないヒロシマ》で触れ合い、語り合う二十四時間限定の関係。デュラスの脚本が相変わらず剥き出しのデッサンのようで難解。内容としてはヒロシマ、の導入が物語としてはかなり無理があるような気がしてしまった。デュラスも語るように原爆の恐ろしさにクローズアップするのではなく、灰の中から蘇らせた終戦14年後のヒロシマのフィルムには価値があるだろう。国や取り巻く物全てを越えて理解しようとする、でもそれを絶対に各々忘れさ

2016/05/14

koji

私には「ヒロシマ・モナムール」より、「24時間の情事」の題名が馴染みがあり、更にアラン・レネの出世作の印象が強いですね。本書は、最近NIKKEIプラスで紹介され、映画の脚本かつ新訳版(2014年)ということで読みました。冒頭の有名な「きみは、ヒロシマで何も見なかった」という台詞も、フクシマ後と重ね合わせると、日本人にも深淵な問いかけと感じました。更に主人公の女性には、暗い辛い過去があり、ヒロシマで何かを感じたことがわかり、一層の深みを感じます。そして、死と生と性が一体化する物語の奥深さにも感銘を覚えました

2018/09/02

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