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勝手に生きろ! (河出文庫)

勝手に生きろ! (河出文庫)

勝手に生きろ! (河出文庫)

作家
チャールズ・ブコウスキー
Charles Bukowski
都甲幸治
出版社
河出書房新社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784309462929
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勝手に生きろ! (河出文庫) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

作家チャールズ・ブコウスキーの自伝的な作品。ブコウスキーの分身と言えるチナフスキーが登場する。ダメダメな男で仕事はすぐやめてしまい、頭の中にあるのはアルコールと女性とギャンブルのことだけ。アメリカの労働者の過酷な生活も書き込まれている。どうしようもない男が、どうしようもない社会を書いた作品と言えるかもしれない。でもブコウスキーには文学という武器があり、その力によって自分を対象化し、笑い飛ばすことが可能だった。自己憐憫に陥らないタフな生き方はある意味清々しいと思う。

2014/05/18

honyomuhito

もうホントこの男、あの尻がイイとか酒飲みてーしか言わない。仕事は2週間くらいごとにクビになるのがルーチンです。どちらかというと出てくる女の人たちの方が生命力に溢れ、素敵に自分勝手で魅力的。逞しく図々しい女たちはチナスキーを愛し、彼がいよいよダメになるとさっさと見捨てて去っていく。ダメだっていいじゃないとは言わない。しかし長すぎるモラトリアムはすでにモラトリアムでなく生き方になり、それなりに魅力になるという魔訶不思議な現象を見た。https://chirakattahondana.com/勝手に生きろ-2/

2019/05/18

蘭奢待

かっこつけないことのかっこよさ。 無頼な人生。 しかしよく読むと、ブコウスキーはマッチョなアメリカを表現しているわけではない。 これはアメリカのプロレタリア文学だ。

2019/08/25

ずきん

主人公チナスキーが、飲む、やるorやりたくて悶々とする、首になる、を順不同で延々と繰り返す。ビックリするくらいだらしないエピソードの羅列。こんなクズのろくでなしの話なのに、すっごく面白いんだよなあ~。いっさいの虚飾がないことと、驚くことにマチスモ臭がまったくないからだと思う。これだけあけっぴろげにこられると、うんうん、そうかい、ってなる不思議。深くは考えずにあんたのハナシにもうしばらく酔うとしよう。

2018/04/03

ken_sakura

みもふたもなさが気持ち良い♪( ´▽`)著者の20代を綴った私小説。1940年代アメリカ。主人公ヘンリー・チナスキーが新しい町に行き酔っ払い、マスかいて酔っ払い、仕事に就いて酔っ払い、女とやって酔っ払い、仕事を辞めて酔っ払い、新しい町に行き・・・を繰り返す物語。自分がさっぱり分からない。他人もさっぱり分からない。何をやっても上手くいく気がしない(⌒-⌒; )あまり他人のせいにしていないこと、悪口がスカッとしていて清々しい。吉田聡の「スローニン」、吉村昭の「海も暮れきる」、西村賢太の著書を思い出した

2018/11/10

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