無根拠への挑戦: フィヒテの自我哲学
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無根拠への挑戦: フィヒテの自我哲学 / 感想・レビュー
肉尊
「観念と実在との相互転換が可能なのは、互いに反立するものを反立のままに保持する自我の働きが、実在性と観念性の両者をともに自らの働きのうちに保持することで、一方から他者へ注意を移すときに両者の関係が「転換」するためなのである。」鏡で見る自我を他者が見たときに普段と違う自分を発見するように自我を強調したフィヒテの哲学を細かく証明していきます。燃える水の例えが出てきたあたりからめちゃめちゃ難しく感じてしまいました。国家観はヘーゲル哲学へと繋がる流れが確認できると思います。テーマは夢と現実です。
2021/09/22
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