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知ってたのしい! 鉄道の信号 (交通新聞社新書 165)

知ってたのしい! 鉄道の信号 (交通新聞社新書 165)

知ってたのしい! 鉄道の信号 (交通新聞社新書 165)

作家
土屋武之
栗原 景
伊原 薫
出版社
交通新聞社
発売日
2022-10-06
ISBN
9784330056227
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ジャンル

知ってたのしい! 鉄道の信号 (交通新聞社新書 165) / 感想・レビュー

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saga

鉄道特有の閉塞区間に果たす色灯式信号のことがよく分かった。小学生の頃に鉄道本で知ったATS地上子を線路で見た時には感動した。そのATSが、やがてATCから自動運転に発展したのも納得。しかし、鉄道運転士に憧れていた自分として、また、技術の継承と安全輸送という面からも運転士はいてほしい。第3章の事例紹介の中でも、北条鉄道のICカード方式と、中央線三鷹・東京間の信号機を車窓から追う記述が興味深かった。第4章の無線を活用した移動閉塞システムは、5Gの活用によって劇的に普及するのではないだろうか。

2023/12/13

MASA123

1章は、信号原理の基本は「閉そく」である、という説明でした。2章は鉄道事故と信号システムの進化の話で、現在のATCへの歴史がわかる。3章は、信号の実例紹介で、これは鉄道ファン向けかな。超レトロな信号が残っているローカル線探訪や、新式の信号の紙上乗車体験記。東京の中央線三鷹駅→東京駅間の信号について、豊富な写真とマニア向けの解説が掲載(38ページもある)、ごめんなさい、マニアックすぎてついていけません。4章は、これからの信号、信号はさらに進化する話。5章は踏切の非常ボタンの押し方などの実用的な話。でした。

2023/05/10

hatman

信号設計者や事業者ではない目線での鉄道信号システムの仕組みと歴史。ATSの種類が多数ある理由がなんとなく理解できた。国内で成長した製品は、どの分野でもガラパゴス化するのか。海外メーカーは参入できないな。

2024/03/09

Youhei Takatsu

腕木信号から最近の自動運転に至る信号システムについて解説されています。特に中央線快速の三鷹~東京の詳細な信号情報もあり、一度読んだ後に再度YouTubeの前面展望を見ながら読むと更に理解が深まります。もっと早くに自動運転化され運転手がいらなくなるかと思いきやまだ時間がかかっています。今後どのように進化して行くのか気になります。

2022/10/15

tokumei17794691

・厳しい中、頑張って成果を上げている明知鉄道、北条鉄道について詳しかったのが良い。・津軽鉄道の腕木信号機とタブレット閉塞が末永く残ることを願う。・自動閉塞以前の「時間間隔法」については、簡単過ぎて物足りぬ。もっと詳しく書いてほしかった(ついでに鉄道会社経営ゲーム『A列車で行こう』のダイヤも「時間間隔法」なのか?)。・129項の北条鉄道のICカード交換は、カラー写真にしてほしかった。白黒ではよく分からぬ。

2022/11/06

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