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イヴの夜 (光文社文庫 お 42-1)

イヴの夜 (光文社文庫 お 42-1)

イヴの夜 (光文社文庫 お 42-1)

作家
小川勝己
出版社
光文社
発売日
2008-11-11
ISBN
9784334744991
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イヴの夜 (光文社文庫 お 42-1) / 感想・レビュー

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巨峰

ミステリ要素のはいった恋愛サスペンス小説。先の展開が読めないので、読中は興味をそそられた。ただ、ミステリとしては落ちがかなり弱いかなぁ。コミュニケーションがやや苦手な三沢。やっと付き合えた彼女が惨殺されマスコミから容疑者扱いされたことで社会から孤立する。風俗嬢のひとみはスタンガンなどの護身用具を携えながら接客を行う。そんな二人が暮らす底辺の世界は、善意や偽善ではなく、悪意と嫉妬で充ち溢れている。一筋縄ではいかない恋愛前夜(イヴ)の小説です。人のことを思えないというより思いすぎる人たち。だから不器用になる

2019/01/06

ちょこまーぶる

面白かったけど、何なんだぁ~と思う場面も多い一冊でした。話の内容は、物凄く面白くてページを捲るスピードは速かったんですが、主人公の光司には共感というか応援というかできる部分が多かったんですが、他の登場人物がどうもいけ好かないというか、どの人も人を疑い過ぎて自分以外を信用しない人ばかりで読み進めて何だか苦しくなってしまいました。人を信じるっていけない事なんですかね?って問いかけられているような気がしてならない一冊でした。でも、最後は希望が見える終わり方で、ある意味ホッとしましたね。

2023/12/30

優希

コミュニケーションがうまく取れないのがもどかしかったです。

2023/05/25

むつこ

恋愛小説とのことですが、題名どおり恋愛前夜までのおとなしいカップルのお話。口下手だとどうしても他人に誤解を与えるが、この二人は特別にイライラする。恋人を殺された男は周囲から犯人と追いつめられてイヴの夜にデリヘル嬢と迎えます。その3年後、二人は意外な場所で再会し交流を始めるが女の方にストーカーの影が忍び寄り。。。読んでいる間はイライラしっぱなし、どういうラストになるのか見届けてやろうと我慢していたが気持ちよく爽やか気分になれた。まさしく「イヴの夜」の話だった。

2014/12/08

zanta

245/9/14/2015 初めてお目にかかった作家さん。予想とは大きく異なる展開ではあったが、私自身もコミュニケーションを苦手とするタイプなので、身につまされつつ、かなり引き込まれて読み終えた。イブの夜といえば不思議な奇跡が定番かな。まさしくそういう物語のような、もうよっと苦みのある大人のイブだろうか。

2015/09/14

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