KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

小公子 (光文社古典新訳文庫 Aハ 2-2)

小公子 (光文社古典新訳文庫 Aハ 2-2)

小公子 (光文社古典新訳文庫 Aハ 2-2)

作家
バーネット
C・E・ブロック
土屋京子
出版社
光文社
発売日
2021-03-10
ISBN
9784334754402
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

小公子 (光文社古典新訳文庫 Aハ 2-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

優希

セドリックが周囲の人々の空気を変えていくのが心地良かったです。誰にでも愛情を抱くことができるセドリックだからこそ、関わった人々の心が穏やかになるのですね。名作です。

2023/06/20

kagetrasama-aoi(葵・橘)

色々な翻訳者さんの読み比べ。光文社古典新訳文庫は土屋京子氏の翻訳。後書がとても素晴らしいです。川端康成氏の翻訳にも言及されていて、日本における“小公子”の歴史が良くわかります。あと、“Dearest”の意味、訳語の苦心が偲ばれます。幼い頃から親しんだこの“小公子”、心があたたかくなる物語です。

2022/03/11

たぬ

☆3 いや読みやすかったしそれなりに面白かったんだけどさ。才色兼備の男児が気難しい祖父の心を溶かしていくことや新勢力の出現などなど展開が皆想定内で。新勢力にしても残りのページ数からして派手な展開にはならず収束することは予想できたし。でも訳者あとがきで希望の光が差し込みました。川端康成訳も存在してるんだね。読みたい。

2021/09/30

北風

GWも終わりで明日から仕事。そんな下がり調子な現実逃避に、猫の動画と小公子セドリックで癒やされる。フォントルロイを猫かわいがりするじいさんにトキメキフラグが立ちまくり。セドリックが大人になったら、どんな慈善事業や誰かに騙されたりしないか、心配になる。この物怖じしないのは何も知らないけれど、劇的な強運なのできっとピンチがあっても困ることは無いんだろうな~。薔薇色の人生だ。転生したら、小公子になりたい。

2021/05/05

プレイメーカー

『小公女』『秘密の花園』の作者バーネットの小説。純粋無垢な少年がひょんなことから伯爵の跡継ぎとなり海を渡り。イギリスでひとでなしと噂されるドリンコート伯爵と暮らす物語。あまり現実的ではない物語だがどんどん話が展開されていくので読んでいてとても楽しい。前に岩波少年文庫で読んだ際にはセドリックが母親を呼ぶときに「なかよしさん」とかわいい呼び方をしていたが、もともとは「dearest」という単語で「一番好きな人」くらいの意味らしい。しかし夫が妻に使うのは大袈裟らしく、翻訳って難しいんだなと思いました

2022/01/28

感想・レビューをもっと見る