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約束の地 上 (光文社文庫 ひ 17-2)

約束の地 上 (光文社文庫 ひ 17-2)

約束の地 上 (光文社文庫 ひ 17-2)

作家
樋口明雄
出版社
光文社
発売日
2011-11-10
ISBN
9784334763336
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約束の地 上 (光文社文庫 ひ 17-2) / 感想・レビュー

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小梅

戌年に犬本6冊目。巨大な熊〝稲妻〟がカッコイイ!続いて下巻を読みます。

2018/02/14

熊バトル本読みたいなぁ~と手にとった。が、熊だけじゃなくてビックリ。『稲妻』『三本足』と人間との戦い。もとはといえば人間が悪いんだよなぁ。自然破壊は罪深い。

2018/06/13

翔亀

著者はB級アクションものを数多く出しているが、本書は南アルプスに移住した著者の体験に基づいているだけに、クマやイノシシなどの野生鳥獣と人間の共生の、理論と現実をリアルに描き出している。生物多様性に眼を向けた「保全生態学」によりワイルドライフ・マネージメントを行う近未来の組織に「2年間の期限」で赴任した官僚技官・七倉が、旧弊な山村の社会構造や、マタギの伝統とレクリエーション狩猟の相克を、乗り越えていく、という設定がよい。野生鳥獣の置かれた現実がよくリサーチされ、かつ血湧き肉踊る「仕事小説」でもある。

2016/04/02

アイゼナハ@灯れ松明の火

文庫化待望してました!!大薮春彦賞・日本冒険小説協会大賞W受賞の樋口明雄作品。クマ撃ちの話なのかと思いきや…環境省所管の野生鳥獣保全管理センター(WLP)の管理官たちの活躍を描いています。自然を愛するということはその厳しさを含めて愛するということ。共に暮すということは人間にとって住みやすい環境を作り出すこととはまた違うし、反発も覚悟しないといけないんだろうね。野生鳥獣との棲み分けを研究する機関が板挟みになる現実は辛いなぁと思ってたら、ラスト近くで次々と事件発生。こいつァ先が気になるぜ、という訳で下巻へ。

2011/11/19

AICHAN

図書館本。里山での鳥獣被害が増え、狩猟者の高年齢化が進み、害獣被害を捕殺だけで乗り切るのが困難になってきたた。そのため国は新しい法律を作り、野生鳥獣保全管理センター(WLP)という役所を設置し、奥山の鳥獣の生態をより明確に把握し奥山の自然を整備し、動物たちと人間との棲み分けをはっきりさせることになる。しかし、狩猟はWLPの許可を得て行わなくてはならなくなり密猟が増える。こうした状況の中、環境庁キャリアがWLP八ヶ岳支所に所長として赴任する。外国の制度を参考にしたフィクションのようだ。

2016/12/09

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