三千枚の金貨 上 (光文社文庫 み 21-10)
三千枚の金貨 上 (光文社文庫 み 21-10) / 感想・レビュー
Shinji
久しぶりの宮本輝さん。裏表紙のあらすじとタイトルから私自身も金貨を探す気満々でした。 ただ、序盤の光生の旅の話に哲学っぽいモノを感じましたね!芹沢由郎の素性が少しずつ明らかになっていき、怪しい雰囲気が増して来ました。上巻ということで人物像の確立に針が振ってある感じですね。 次、下巻にて真相を読んできます!
2016/03/15
オカメルナ
20年ぶりの宮本作品。優しい文体は変わらずで安心して物語の中に入って行けいる。ドキドキハラハラするような展開ではないが、「三千枚の金貨」が本当に存在するのか気になる。下巻へ・・・
2014/01/26
りょうこ
長いこと文庫化待ちでした。やっと読めた!内容的にはかなりそそられるあらすじ。登場人物も40代男性だがどこか少年らしさも残してるので会話が微笑ましい。ワクワクしながら下巻に行きます!
2013/01/18
とも
流石宮本輝さん(同郷なので大先生ながら親しみを込めて)読ませてくれます。…が、全体的に回りくどさ?が若干読んでて気になりました。もう少しスマートな構成で以前は書かれてたんとちゃうかなぁと。とは言え軽くない、重すぎない絶妙な匙加減で物語に引き込まれ、知りもしない外国の情景が文章から目に浮かび、互いの人間ドラマが染み渡ります。20数年前に当時付き合っていた彼女に勧められて読んだ「海岸列車」から数えて27冊目。まだまだ読ませて貰いますよ!三千枚の金貨の行方も気になります。引き続き下巻へ。
2021/08/09
遅筆堂
さすが文章が巧みです。本当のテーマが何か良く判らないままストーリが進みますが、こういうじっくりと書き上げたような小説は、再度ストーリも含めて最後にぐっとくるような気がします。期待を持ちつつ下巻に突入です。『錦秋』はなぜか2冊持っています。
2013/06/15
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