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あたたかい水の出るところ (光文社文庫)

あたたかい水の出るところ (光文社文庫)

あたたかい水の出るところ (光文社文庫)

作家
木地雅映子
出版社
光文社
発売日
2014-11-12
ISBN
9784334768300
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あたたかい水の出るところ (光文社文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

初読みの作家さんで、こちらも確か雑誌『ブルータス』か何かでピックアップした作品です。主人公「柚子」はとにかく銭湯、温泉が大好きな女子高生です。そんな彼女の家庭には若干の問題があり…と、この問題の元凶とされるのが妹「胡桃」に対する扱い(接し方)です。有望な進学校を受験させようと尋常じゃないぐらい神経質になっている母親がいて、その雰囲気はある意味、ホラー的ですらあります。のほほんと穏やかな装丁とは裏腹に内容は結構シリアスな場面も少なくないです。ありきたりな家族再生お涙モノではまとまらない作風が印象的でした。

2016/05/16

ちょこまーぶる

お湯に浸かっているように、じわじわと心温まる一冊でした。銭湯「松の湯」に子供の頃から通っている高校生の話なんですが、銭湯での常連さん達とのほんわかした話だけではなく、彼女の家庭崩壊寸前の家族関係や全く想像がつかない将来の姿などの現実の高校生の姿も描かれていて、いつの間にか読みながら彼女を応援していましたね。そして、その応援の甲斐があって?奇跡的な出会いと彼女らしい生き方を見つけ出す瞬間に立ち会えた時には、僕の心も銭湯や温泉に浸かっているようでした。烏の行水の温泉好きの僕の温泉欲がムクムクとした読書でした。

2020/07/12

machi☺︎︎゛

初読み作家さんだったけど、すごく好きかも💖主人公のゆずちゃんの人生はすごく過酷だけどそれを過酷と思わないゆずちゃん。ゆずちゃんの精神の強さ、見習いたい。お風呂の気持ち良さもすごく上手に表現されていて、今ちょうど旅行中なのでこれからゆっくり温泉に行ってきます(*´ω`*)

2018/08/03

したっぱ店員

温泉好きな女子高生のほにゃーっとした話と思いきや、「身近な人から尊重されずに生きてきた(後書きより)」主人公の話でなかなか厳しい描写も。好きなものを芯にして生きていってもいいんだ!と目覚める経緯はファンタジックかと思うと妙に現実的だったり、ふしぎな空気感が面白い。良かった良かったな雰囲気で終わったけど、これ家のほうは一切解決してないよね?そこもかえって新鮮だった。

2017/06/19

coco夏ko10角

銭湯好きな女子高生のほっこり物語…かと思って読んでたら、家族のことが結構重かった。でも逞しくて自分で選んだ柚子いい子だ。最後のフクイチの言葉が素敵。

2018/07/26

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