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ドンナ ビアンカ (光文社文庫)

ドンナ ビアンカ (光文社文庫)

ドンナ ビアンカ (光文社文庫)

作家
誉田哲也
出版社
光文社
発売日
2020-06-10
ISBN
9784334790356
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ドンナ ビアンカ (光文社文庫) / 感想・レビュー

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イアン

★★★★★★★★☆☆魚住久江シリーズ第2弾。会社役員らが誘拐され社長宛に身代金を要求するメールが届く。一方、孤独な人生を送ってきた村瀬は、ある中国人女性と出会い小さな幸せを夢見たことで悲惨な事件に巻き込まれていく。時系列の異なる2つのパートを交互に挿むことで徐々に事件に至った背景を描き出す手法は『ソウルケイジ』を彷彿とさせる。警察小説としてのスリルより不器用な男女の切ない恋心に重きを置いた作品。姫川シリーズに組み込めばもっと売れただろうに、加点法で人を見る久江だからこそ辿り着けた温かみのあるラストに感涙。

2022/02/07

のり

魚住シリーズ第2弾。成人男性二人が誘拐され身代金を要求される。金遣いが派手で自己中な男と、真面目で人を思いやる事が出来る男。上司と部下の間柄だが…犯人の目的は?カギを握る中国人女性。進展しない捜査。その裏に隠された真実。切なすぎる事情と呆れる動機。もっと良い解決法もあったはずだが、追い込まれては拒否の選択はない。この先の安寧を願う。姫川と比べれば派手さはないが、魚住ものし上がって欲しい。

2020/11/10

kei@名古屋

あぁ優しい物語も描けるんだよな。と改めて思った。前巻の解説でこちらの女性も儚く切ない的な事が書いてあった気がするが、ラストシーンの余白は願わずにいられない。犯人は誉田さんらしく。。。な感じですが、魚住さんならではの事件ですね。姫川ではもっとバイオレンスに終わっていた気がします。このシリーズも好きになれそうです。

2020/07/01

じゅむろりん

魚住久江シリーズの2作目。姫川シリーズと一線を画す、といっても誉田作品なので、いつどん底に堕とされるのかヒヤヒヤハラハラします。誘拐事件を捜査する魚住目線と中国人遥子に惹かれる村瀬目線で進むストーリーが徐々に合わさっっていく緊張感の先に待つ結末は‥。正直最悪な結末を想像してましたがホッとしました。幸せになってよね。次作を楽しみに待ちます。にしても、金本のキャラはあんまり好きになれんな。

2022/03/03

田中峰和

中年男二人が誘拐され、彼らの勤務先社長に身代金要求が届く。何か変だと感じながら、グイグイ引き込まれる。不器用だが誠実な男、村瀬とキャバクラに不正就労する中国人瑤子の恋愛物語が誘拐事件と交互に展開される。愛人の瑤子を利用して金までむしり取る副島専務は、真面目な村瀬に目をつけ会社にスカウトして恩に着せ瑤子と偽装結婚させる。善の村瀬と悪の副島との対比だけで、結婚どころか誘拐事件まで偽装であることが徐々にわかる。久江と金本のコンビもそれに気づき、副島への聴取中に罠にはめ、彼の犯行を自白させる。瑤子と村瀬に幸あれ。

2021/02/26

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