首イラズ (光文社文庫 お 35-11)
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首イラズ (光文社文庫 お 35-11) / 感想・レビュー
マッちゃま
首斬り大好きなんでタイトルから興味津々でした。舞台は大正。怨念渦巻く一族を襲う連続首斬り殺人。その謎を解き明かすのは華族捜査局長 周防院円香。けったいな事件に挑むのは優雅で華麗な女性公爵と来たもんだ。常人離れした事件に常人離れした探偵役、こういう設定めちゃ大好き♪ 良く言えば、この時代を活かした大掛かりなトリックと動機。これぞ大正ロマンの光と影…なんかなぁって思ってみたり、もうちょっとラストをスマートに出来んかなと思ったりでしたが、好きな設定やし続編が出たら買います。いつか某探偵とコラボったりするのかな?
2023/11/07
紅羽
舞台は大正時代の東京。とある伯爵家で起こった毒殺事件を捜査する為、華族捜査局の周防院円香と、警部補の来見甲四郎が乗り出す。怪しいと睨んだ人物が次々に殺されていく超展開。そして最後の最後に明かされる最大の真相は驚きの連続でした。またこのキャラクター達が活躍する作品を読んでみたくなりました。
2023/09/15
風鈴
明治大正~昭和初期の舞台の小説は何故か魅了されます。凄惨な事件なのに、怖くないんです。連城さんや貫井さんの不思議なセピア色に想像される文体の魅力があるんですよね。上質な怪談にもカラー映像よりモノクロっぽい感触がありますね。 そういえば、江戸川乱歩さんのじめじめした文体や星新一さんの乾いた文体にも魅了された原体験を思い出しました。
2023/07/27
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