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恋する殺人者

恋する殺人者

恋する殺人者

作家
倉知淳
出版社
幻冬舎
発売日
2023-06-07
ISBN
9784344041172
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恋する殺人者 / 感想・レビュー

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たっくん

西新宿ヨガスタジオインストラクター志田真帆子は、同僚の出産祝いに訪れた北千住の裏道急階段から転落死した。「ストーカーに狙われている」と言っていた真帆子は本当に事故死なのか、不審を抱く真帆姉大好き大学生沢木高文は、貴文に恋するフリーター美咲を助手に真相を追うが、貴文が協力を依頼した関係者が次々殺害される・・犯人は巧みにミスリードされる、完全に騙されてしまった。面白く読了。

2023/10/03

タイ子

うん、うん、だろうね。好きになったら自分のものにしたくなる、彼の周りにいる誰もが邪魔になる。えーい、殺してしまえ!おいおい、人の命を簡単に弄ぶな。そんな事を思いながら、読む進んでいく。大学生の高文は従兄妹の真帆の事故死がナットクできず、高校時代の同級生・来宮美咲とともに真相を調べ始める。青春ラブミステリかと思いきや、ガッツリでもないけどちゃんとしたミステリの様相を呈していて面白い設定になっている。作中で挿入される犯人の独り言のエグさに翻弄されながら辿り着く真相。布石の置き方も巧い。なるほどね、な感じ。

2023/10/31

軽いカンジなのでサクサク読んでいたらしっかり騙された。そう来たか!

2023/09/07

NADIA

「ええええ!?どういうこと?」というコピーが帯にあるらしいが、さすが倉知さん、その通りだったよ😅 姉と慕う従姉を亡くした高文は、その死は事故ではなくストーカーに依るものではないかと調べることに。成り行きで探偵の助手役を幼馴染で現在フリーターである来宮が務めることになるのだが、何と犯人はこの助手であり、事件を事故側に導びこうとするが…。倉知さんらしく軽く読みやすい文体で、ストレスなく読み進められる。長さも長編というより中編くらいなので、気分転換におススメできる。

2023/11/27

なんかカワイイ。ミステリーにこんな感想を抱く事は稀だろう。連続殺人事件なのに軽くポップな筆致、昔の少女漫画のような少々古臭い女子像(失礼)、何より装丁がとっても可愛らしいので加点したくなる。大学生の高文が姉のように慕う従姉妹が階段から落ちて死亡した。事故と警察は判断したが、事件では?と高文は高校の同級生美咲とともに独自の探偵調査に乗り出す。プロットはシンプルだが先入観なく読んだので騙された。そして伏線回収は気持ちいいほどバッチリ。凝りに凝ったミステリーが溢れているなか、このベーシックな感じは結構いいかも。

2023/07/23

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