KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

恋ばっかりもしてられない (幻冬舎文庫 さ 27-1)

恋ばっかりもしてられない (幻冬舎文庫 さ 27-1)

恋ばっかりもしてられない (幻冬舎文庫 さ 27-1)

作家
佐藤真由美
出版社
幻冬舎
発売日
2009-08-01
ISBN
9784344413436
amazonで購入する

恋ばっかりもしてられない (幻冬舎文庫 さ 27-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

❁かな❁

佐藤真由美さんの作品を読むのは6作目。佐藤さんの短歌はとても好み♡結婚後も変わらないですね!恋の短歌&エッセイ集♪佐藤さんならではでストレート!やっぱり恋愛体質だなぁ♡(笑)結婚後も自分にまだ「恋に落ちる余地」があると知ったあの日。切なくて共感できちゃいます*お気に入りは「口にしたとたんにそれじゃ足りなくて嘘になるから好きと言えない」「二週間先のデートはちょうどいい二週間分くらくらできて」「いつの日か眠るのだろう幸福に君を忘れたことも忘れて」「ありがとう過ぎた時間と過ぎ去った時間の中にいたわたしたち」。

2016/02/15

seri

恋をするということ。不自由で、寂しくて、報いがない行為と語る著者。恋は簡単にそれまでの世界を変えてしまうから。でも人は、千年も前から恋をし続けている。「降ってきた雨みたいなものなんだから傘がなければ濡れたらいいよ」どんなに傷付いても苦しんでもまた恋を探してしまう。この手のひらは小さすぎて、たくさんのものが零れおちてゆく。でも確かに掴み続けていたいものがある。信じて、祈り続けたいものがある。読了後に訳もなく泣きたくなったのはきっと、私も同じ病に侵されているからかもしれない。恋が愛に変わる日を想いながら。

2016/03/04

テトラ

短歌とエッセイ。恋愛を頭からすっかり切り離せたらどんなに楽だろう、と思うけれど上手くは行かず。好きな人がいない期間はいつも空が高くて広々して見える。それなのに気が付けばうっかり恋を始めていて。恋は革命、そして絶望。やらなきゃいけないことはいっぱいあって、恋ばっかりもしてられないのに。「ありがとうとさようならは同じ五文字で、短歌を作りながら、ときどきわたしは間違えそうになってしまう」という感じ、わかる気がする。愛していて、憎んでいて、君が生きて幸せになって欲しいのにその隣に私がいないとしたら苦しいだなんて。

2017/05/11

ピロ麻呂

やっぱり佐藤真由美の短歌、好きですヾ(≧∇≦) 「変わらない 愛ではなくて 変わっても 続ける愛と 勇気が欲しい」なるほど~深いなぁ(^^)

2015/12/02

蒼伊

再読。 佐藤さんのエッセイを読んでいつも思うのは、恋をするのはとても幸せだけど同時にすごく苦しくて痛いってこと。ふたりの時間とひとりの時間どっちも必要だけどどっちかだけじゃだめで、でもありすぎてもだめ。恋は難しいなぁ。

2013/02/10

感想・レビューをもっと見る