そして奔流へ 新・病葉流れて (幻冬舎文庫)
そして奔流へ 新・病葉流れて (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
翔龍パパ
本巻で完結すると思っていましたが…さに在らず。未完のまま、『白川道』さんは亡くなってしまったんですね。自伝として『梨田雅之』という自分の分身をまだまだ活躍させたかったでしょうが、このシリーズを読んで、破天荒に生き、ある日突然亡くなった『白川道』さんの生き様を見た気がしました。もう、この先を読む事が出来ないのは残念です。
2021/02/14
なおぱんだ
賭博の世界に生きることを選択した青年が、いろいろな博打に手を染めていきながら、男として成長していく物語の最終章です。20年近くの長きにわたって週刊誌に連載されていた作品で、著者自身以後の展開の構想も持っていたことが巻末の解説にも書かれていますが、結局著者の急逝によって永遠にかなわなくなりました。著者の自伝ともいえる一人の男の武勇伝が語られていますが、それは決して著者自身ではなく、一人の青年の生きざまを徹底したニヒリズムで追っていき、その背景の随所に著者の経験が盛り込まれている作品です。
2024/01/09
ito_mojo_takashi
☆☆☆☆
2016/09/30
かずぺん
爽やかな男です。腹が括れる男は格好いいですね。幾つになっても、憧れだけで、近づきません。そんな男になったら、取り巻きは迷惑かもしれませんね。
2016/03/10
たろー
○
2016/04/04
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