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ここがロドスだ、ここで跳べ!

ここがロドスだ、ここで跳べ!

ここがロドスだ、ここで跳べ!

作家
山川健一
出版社
幻冬舎
発売日
2010-06-22
ISBN
9784344991651
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ここがロドスだ、ここで跳べ! / 感想・レビュー

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Nak34

やられた。始めは、ガサツ。何が言いたいのって、苛々。最後は、ジーンって、涙。何が幸福ですか。答は、外でなく、内にある。「四畳半」のように何を選択しても、結果はあまり変わらない。自分に正直に。挿絵も、作者の価値観を強要されているようで、超嫌悪感。でも、そうは問屋も卸すまいと格闘するも、結果、作者とコミュニケーションを取ったみたい。面倒臭いけど、最後までどうぞ。お勧め。

2010/10/02

ぶうたん

昔、角川文庫から本が出てたなくらいのイメージで読む前は少し不安だったが、これが拾い物で10年前に買った自分を褒めたい。読後の感触はジャック・フィニイに近いと思う。基本的にパラレルワールド物なのだが、IFの世界なのでタイムトラベル物に近くなっているからだろう。ただ別の世界への入口がよく分からない鳥男の力なのでまずいと思ったのか、ラストで唐突に量子力学を持ち出すが、あまり効果はなかったかもしれない。著者は自分より約一回り上だが、刊行から10年で丁度執筆時の年齢に近くなったせいか、妙に心に染みる1冊だった。

2020/12/15

himanaka

「もしもあのとき違う選択をしていたら、人生はどう変わっていただろう」大好きなテーマで思わず手に取った。タイトルも魅力的。ただ、あのときが「交番襲撃」っていうのはどうかと。鳥男の活躍がもう少し見たかった。

2010/10/10

yaguma

同世代のお話で共感できる部分が多くて楽しめました~☆

2010/10/07

ぶーにゃん@積ん読本解消中

新聞連載小説として飛ばし読みしていたのでキチンと全部読みたいと思って読みました。全共闘世代の熱い思想とその時代のロックへの傾倒がページからあふれていました。人生の中で跳ぶときに跳べなかった悔いをパラレルワールドではたして現実の世界に反映させて生きていくあらすじは読んでいてハートをグッと捕まれた感じです。

2010/09/07

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