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モラル・サイコロジー: 心と行動から探る倫理学

モラル・サイコロジー: 心と行動から探る倫理学

モラル・サイコロジー: 心と行動から探る倫理学

作家
太田 紘史
小田 亮
田中 泉吏
飯島 和樹
永守 伸年
信原幸弘
片岡 雅知
立花幸司
吉田敬
出版社
春秋社
発売日
2016-05-25
ISBN
9784393323656
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モラル・サイコロジー: 心と行動から探る倫理学 / 感想・レビュー

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いまにえる

カントの義務論やベンサムらの功利主義で規範倫理学を探るものから、そもそも善と悪とは何かを探るメタ倫理学、その差異について文化人類学的に考えるなど一冊で様々なテーマを扱っていて読み応えがあった。倫理は人間存在を規定する哲学に関係しながら、科学技術をどう発展させるべきかという点では科学など様々な分野に関連する根本的な学問である。学ぶ必要はあるなと思った。

2017/07/29

わんぱら

進化生物学や心理学の知見を倫理学に応用する諸論文を収めた論文集。「道徳的直観」という非常に不明確な概念が鍵概念である倫理学において、それを自然主義的に説明することは、倫理において道徳的直観が占めるべき地位を明らかにするのに必須。どの論文もレベルが高いものがそろっている。人間の本性、倫理について何かを語りたいなら、これぐらいは読んでおくべきなのだろう。

2016/08/15

tkg

科学における記述的な知見を規範的な知見結びつけることの必要性と難しさを強く感じた。

2023/08/13

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