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金曜日の女 (祥伝社文庫)

金曜日の女 (祥伝社文庫)

金曜日の女 (祥伝社文庫)

作家
笹沢左保
出版社
祥伝社
発売日
2018-10-12
ISBN
9784396344719
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あらすじ

就職もせず、虚無な毎日を過ごしていた波多野卓也は、偶然訪ねた旧友・岸部桜子の家で、桜子姉弟が愛し合う衝撃の光景を目にする。数日後、卓也が再び目撃したのは姉弟の血まみれの死体だった。事件の鍵を握る謎の美女・鬼頭美千子と接触を図った卓也だが、二人の周辺で次々と不可解な殺人事件が―。驚愕のどんでん返しと残酷な結末が待ち受ける傑作ミステリー!

金曜日の女 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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との@恥をかいて気分すっきり。

30年前だなァと思えるセリフ、ストーリー。バブル時代の狂騒に抗うようにあえてアナーキーな敗退的な映画やドラマ、文学が流行っていた。当時はそれがクールに写ったのだ。エロシチズムとハードボイルドはその典型であった。

2018/11/18

MINA

30年前の復刊本。裏あらすじにて近親相姦姉弟など醜い欲望が黒い帯にこれでもかと書かれていて思わず購入。正直、騙されはしなかった。これも一種のハードボイルドなのだろうか?「退廃的」で始まり、「かったるい」で終わるのも何か一貫しているような気がする。職も無くヒモで、権力者たる父への決死の反抗も大層な理由がある訳ではなくただ「生きるのがかったるいから」なのである。そしてその言葉に嘘は無いことを証明するかのようなラスト。どっから見てもダメ男なのに、抱える虚無が徹底して大き過ぎるのが魅力的に思え惹かれてしまった。

2018/11/08

だいごろう

何度も屈折する内容の本でした。近親相姦とか、性の描写が苦手でした。後半に美千子の女ぷりにはまってしまいましたが、やはり醜い一冊でもありました

2018/12/15

JKD

莫大な財力を持つ社長であり父親の愛人マンションに居候するフーテン息子、卓也。近親相姦姉弟の謎の無理心中に、父娘相姦の無残な決裂。一緒に居たらやがて殺されると言う金曜の女と死を掛けた密会。物騒な人たちばかり出てきて、唯一冷静な卓也が最後に血みどろの決戦。雑なようで、ちゃんとどんでん返しもあり、しっかり筋の通ったミステリーでした。ところで、卓也はなぜタバコに火をつけなかったのでしょう?こればかりは最後までわかりませんでした。

2018/10/24

キンモクセイ

帯にこの物語を読み始めたその瞬間からあなたは「金曜日の女」に騙されているとあったから何気なく騙されてみようかなと。あんまり騙されなかった。どんでん返し系を期待するミステリーでもないし。主人公波多野卓也と謎の美女鬼頭美千子との情事の最中の描写が多い。退廃的だから、またかと思うくらいの頻度だった。昭和60年に刊行された新装版だったのか。だから、昭和っぽいんだ。読んでいてパンタロンって?えっ、今時使う?とツッコミを入れていた。最終的には、なんだったんだと呟くしかなかった。

2018/12/27

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